関電は、今夏の電力不足予想数値を今まで不足するとした14.5%から5%に引き下げた。他社受電や水力発電で不足分を補
填すると、こうなったそうである。我らが昨年から指摘していた事を今頃、検討している。関電は、昨年から1年余もの間、「大飯
原発」を再稼働する為だけの努力をして、「電力供給」義務を果たさなければという努力は、全くしていなかったということ?今
になって、どうして電力不足の数値を引き下げたかと、昨日おおい町議会が「大飯原発3.4号機の再稼働を賛成多数で容認決
定」したからだろう。電力供給努力姿勢を見せながらも「足りない分がある」ことは、たった5%であっても地元町議会が原発再稼
働容認決定したことで「活きる」のだ。原発が再稼働する道は、不足分の数値が下がったとて、おおい町議会の決定で閉ざさ
れた訳ではない。
そもそも、電力は不足するのか?原発が何らかのトラブル、自然災害やテロ災害で長期間停止した場合、それを補う対策が
有る筈だ。そんな事も考えていない法人等、何処にもないだろうにと思って調べたら、あった。(↓下記URL)その上、揚水発
電は、原発を稼働させなくても単独で揚水出来るシステムだから「稼働」させる事が出来るのだ。やろうとしないだけだ。
*原発は、それ自体で独立しているシステムではありません。全ての原発は必ず同じ出力の火力発電(バックアップ発電)設備
とセットになっております。