先日、Eテレで、以前共同通信の記者をされていて少し前に「月」という本を出した辺見庸さんの講演の様子が放映されていました。
私は、契約している映画専門チャンネルで好きな映画を見る予定だったので、興味はあったのだけれどチャンネルを変えようとリモコ
ンを持った途端、辺見さんの「~気持ち悪い」という言葉に反応して手が止まってしまいました。
それで、そのままEテレに吸い込まれるように番組の最後まで見た次第。
私が日頃感じているものと相通じるものがあり、心を燃やした若い頃の友を偶然街で発見したような懐かしく嬉しい気持ちになったの
です。
講演の内容とは違いますが、辺見氏の考えがよく分かる辺見庸さんへのインタビューhttps://book.asahi.com/article/11964940
☆私が常々感じている気味の悪い諸々のこと
*極悪殺人をしておきながら、反省するどころか幼稚で悪魔のような持論をぶつ殺人者の考えを糾弾しない風潮
*身体が不自由な人、これから教育をされるべく幼児、行き場のない人達を保護する施設を平然と罵倒する共感性欠如の間
*憲法さえ己達の都合で歪曲解釈してしまう国家
*朝から漏れなくスポーツ関係を放映し、ローマ時代の為政者による大衆目くらまし操作を未だに続けているメディア
*ニュース解説は、まるで政府広報でドキュメンタリー番組でさえ恣意的に編集されているとしか思われない公共放送
*富を持っているだけで崇め奉る幼稚な族
*ベビーカーや車いすの存在を迷惑だと公言する厚顔無恥な人々・・・・
書き出したらキリがありません。
7~8年前までは、上に挙げた諸々のことをマトモな大人なら恥ずかしくてできませんでしたよ。
それなのに公の場で、平然と他者の人権を侵すような物言いをする人達。
本当に気味の悪い世の中になってしまいました。
なんとかしなければモノ言えぬ人々にとって地獄のような日本になります。