福島県教委推奨の放射線に関する副読本は、“放射線が生活の中に今までも存し、それはあらゆる場面で役に立ってい
る”等という内容のものだ。これから全国の小中学校で、この副読本を使った放射線教育が行われるとの事。(福島県では、す
でに行われている)現場の教師には、“福島原発事故に触れない、放射能による健康被害には言及しない。この副読本の内容
に沿った放射線教育を”という意向を出しているそうだ。
この副読本に書いてある事と、放射線が身体に及ぼす影響を長年研究されたきた研究者の方のレポートとあまりにも違い過
ぎるので、本当はどうなのか?是非、比べてみてください。
☆ピッツバーグ医科大学放射線科の放射線物理学名誉教授・アーネスト・スターングラス博士は、「数回のエックス線照射で
ガン発生率が倍増することです。この際、1回のエックス線の放射線量とは、自然界の環境放射線の約2年分に相当します。こ
の放射線量というのは、大人にガンを発生させる量に比べるとその10分の1から100分の1に相当します。赤ちゃんや胎児は
100倍も影響を受けるのです。また妊娠3ヶ月未満にエックス線を浴びたお母さんの子どもの幾人かは、ほかのお母さんのこど
もより10〜15倍ガンの発生率が高かったのです。政府は(核戦争があっても)核シェルターから出てきてもまったく安全だと言
いましたが、それは1000ラッドの放射線量の環境に出てくるわけです。それはエックス線を数千回浴びることに相当するわけで
すから、子どもたちが生き延びることは不可能です。ですから、このような人類の惨禍を防ぐために核兵器を廃絶しなければな
りません。それで、私は、核実験の後のアメリカの子どもたちにどのような影響があるのか調べ始めました。」と。
放射線の本当の話。↓
☆放射線と健康 アーネスト・スターングラス博士(2006年・青森市での講演記録)