憲法を遵守する大多数の良識ある国民と、殆どの憲法学者と歴代内閣法制局長官、元最高裁判事の方々が『違憲』と
断じている「戦争法案」が、衆院平和安全法制特別委員会で採決が行われ、自民党と公明党の賛成多数で可決されてしまいまし
た。自民党と公明党は、この法案を明日7月16日の衆院本会議で可決し参院に送付するそうです。
この法案の根幹をなす「集団的自衛権の行使容認」を主権者である国民の反対の声を無視して閣議決定した政権は、立憲主義を
も愚弄しています。11もの法案を1つにまとめて審議する与党の姿勢は、この法案の内容が違憲である事を誤魔化そうとしているとし
か思われません。卑怯極まりない手法です。1つの法案をたった10時間ほどしか審議しなかったのと同じです。
そして、日本の国家の在り方が180度転換するような重要な法案を自国民の意向を無視して強行採決したのです。
この政権が次々と提出する自国民の利益に反する法案は、米国のアーミテージレポートhttp://iwj.co.jp/wj/open/archives/56226
と見紛うほどです。正に対米隷従、売国行為です。絶対、この違憲法案を廃案にしなければなりません。同時に憲法99条の国会議
員の憲法遵守義務違反も問わなければなりません。
安倍政権の終焉が見えてきたようです。憲法を守らない者は、無法者です。
我ら国民は、こんな無法者を雇った覚えはありません。直ちに離職させましょう!