先の自民党党本部会場で行われた自民党若手議員の勉強会で「沖縄の二つの新聞は潰さないといけない」と発言した百田直樹
が、あの発言を「ジョ~ダン」だとノタマッていたのに、昨日28日に泉大津市で行われた講演会では、「今は本気で潰れたらいいと思
う」と言い訳を180度変えた。
この方、まるで発想が幼子のよう。戦車に乗って無邪気な笑顔を見せ、他所の国のトップが絶対しない野党議員さんへの「野次」を無
邪気にしているお友達の言動によく似ている。類は友を呼ぶ・・・か。
彼は、アベ首相が懇意にする人物が会長のNHKの役員をしていた人で、本も書いているとか。
公人ではないけれど、公人みたいに公人の集う場所で「講演」をしている。
彼の曖昧な知識と偏った意見を聞くことに「時間の無駄」と私は思うけれど、そうでもない人もおられるのだ・・・
彼は、講演で沖縄の米軍普天間飛行場が建設された場所に付いて、「田んぼで、何もなかった」と当事者の方々にとっては看過でき
ない間違った情報を流布している。
普天間飛行場が建設された場所は田んぼではありません。
私は、悪意に満ちた嘘だと思ったが、ただ単に「曖昧で噂で聞いた」だけの出鱈目情報を発信しただけなのか?
どのみち、彼は、本当ではない情報を本当の事のように不特定多数の人々に発信したのだ。
許しがたい暴言だと思う。
☆百田尚樹が大勢の人に発信した内容は、間違っています。本当は↓
*1925年当時、普天間飛行場の土地は村役場もあり、住民は約9千人
*沖縄戦中、住民が収容所に入っているうちに米軍が占領し建設した
*沖縄防衛局によると、地主の75%は軍用地料収入が200万円未満http://www.okinawatimes.co.jp/article.php?id=121681
当事者でなくても良識のある市民ならば、聞くに堪えない戯言の数々を彼は過去にも言い放っている。
東京都知事選に立候補した田母神俊雄氏の応援演説の中で「南京大虐殺はなかった」とか正義の模範のような良識人である対立
候補を「人間のくずみたいなもの」と侮蔑的な発言をし、自民党岐阜県支部連合会定期大会では、「軍隊は家に例えると、防犯用の
鍵。しっかり鍵を付けよう」と愚なる例え話をして、「しっかりした自衛権・交戦権を持つことが戦争抑止力につながる」と平和憲法を愚
弄。更に軍隊を保有していないバヌアツ・ナウル両国を「家に例えると、くそ貧乏長屋で泥棒も入らない」と馬鹿にしている。
真正の下劣さを感じる発言だ。画面上に見えるだけで虫唾が走り吐き気がし、見るたび私は心の中
でつぶやく「潰れればいい」