安倍首相は、「集団的自衛権の行使を可能とすることによって、日米同盟はより対等となり強化される」と主張して、現憲法の
厳密な解釈では、「集団的自衛権は認められない」との歴代内閣の見解を無視し、勝手にそちらだけの見解だけで、これを行
使可能なように「解釈の変更」をしようとしている。我が国の首相は、憲法99条が目に入らぬのか?安倍首相は、「憲法を尊重
し擁護する義務を負う」立場なのではありませんか?
「最高責任者は私だ」とか、「閣議決定してから国会で議論する」という発言は、国会議員や国会の存在すら軽視するもの
で、立憲主義への愚弄だ。我が国は、立憲国。こういう発言によって、他国に誤解を与え、この国が危険に晒されるのではない
かと、我らは日々危機感をつのらせている。
福島原発事故の為に避難している都路地区東部の住民への「避難指示の解除説明会」(2月23日)では、2時間程経った頃
官僚達が一斉に再考の余地等無いが如く「4月解除」を言いだしたそうだ。環境省が「再度一律に面的な除染を実施すること
は致しません」と住民の要望を却下して、とても「住環境が整った」とは言い難い状況の中で、「憲法22条の居住の自由の権利
を守りたい」旨をノタマッタ官僚は、これまた大いなる解釈歪曲をしている。権利は、権利を行使出来る側が「要求」するもの。
アナタは、ノタマウ側じゃないの。更に「国民が健康で文化的な生活を営む権利」を実現する為に国側は、これを実現する努
力をしなければならないの。それが整っていないのに避難指示が出された場所への帰還の勧めは、住民の健康維持への努
力義務を怠った物言いとしか思われない。「ま、官僚は頭がいいんですよ」と自画自賛した方の言葉は、何に対しての勝利宣
言?だったのだろうか?頭脳明晰であろう方々が、コントになりそうな発言を次々と真顔で繰り出すのを見ていると、この国の未
来は真っ暗闇。暗澹たる気持ちになってくる。
安倍首相が、何が何でも行使したい「集団的自衛権」 これを行使すると「我が国もこうなるであろう」と推測されるような動画
がありました。この国の中枢におられる方々のキテレツな言動と対極にあるような真っ当な米国の若い兵士の「戦争」への思い
が語られています。以下は、文字起しの抜粋です。
【戦争に行ったアメリカ兵の告発!「本当の敵はアメリカ国内にいた!」】
☆「これは、お国の為なんだ」と言い聞かせて、辛くても胸を張ってやってきた。だけど、後悔の念だけ残しました。~略~
テロリスト達が相手だと聞かされていた。
しかし、実際のテロリストは自分達であって、この占領自体がテロそのものだと悟りました。
軍隊の中にあって、人種差別を悪とする思想は、他国に対する破壊や占領の口実に出来る、今尚使える重要手段の一つで
す。その思想を利用して、他国民を殺害・隷属・拷問してよい口実にしてきたのです。人種差別という思想は、この政府が重宝
する手段の一つなのです。この思想は、ライフル銃や戦車や爆撃機や戦艦を使うよりも もっと重要な手段だ。砲弾・バンカー
バスター・トマホーク・巡航ミサイルよりも破壊力がある。
我々を戦場に送っている連中は、銃で撃ったり、迫撃砲を放つなんて事はしない。連中は、命がけで戦うなんて頭にない。
連中にとって、戦争は商売でしかない!連中が必要としているのは、兵士達を危険な戦場に「はい、どうぞ」と送り出す(B層な)
大衆なのです!~略~
支配層にいる人の不幸に付け込んで儲ける大金持ち連中は、世界経済を操って私腹を肥やすことしか頭にない。~略~
陸海空の兵士達が、この占領で得るものなど何も無い。米国で暮らしている大部分の人々が、この占領で得るものなど何も無
い。~略~それが原因で、もっと苦しんでいる!というのが事実だ。我々は、手足を失い後遺症に苦しみ、そして、命を絶つ。
家族達は、国旗を掛けた棺が地中に下ろされるのをじっと見る事になる。
健康保険も無く、就職先も無く、教育も受けられない、この国の何百万人という人は、この占領で政府が4億5000万ドル以上
の金をたった1日で浪費しているのを 指をくわえて見ている事しか出来ない。この国の貧しい生活をしている人々は、よその国
の同じように貧しい生活をしている人々を殺す為に送られ、金持ち達を更に金持ちにしていく。
差別思想が無ければ、兵士達は自分達を戦争に送った大金持ち達よりも、イラクの人々に多くの共通点がある事に気付いた
でしょう。
目を覚まそう!!
我々の本当の敵は、遠い所にいるんじゃない!名前だって文化だって、聞いたこと・見たことも無いっていう連中じゃない!
どんな敵なのか、皆はよく知っている。ハッキリしている!
その敵とは、カネになるから戦争をやらかす、という組織。その敵とは、儲かるとなれば、スパッと首切りする企業経営者達。
儲かるとなれば、健康保険をガンとして受け付けない保険会社。儲かるとなれば、住んでいる家をサッと取り上げる銀行。
敵は、5千マイルも離れた所にいる訳じゃない。目と鼻の先にいる!
皆で賢く手を組み闘えば、こんな戦争は阻止出来る!この政府は、阻止出来る!
そして、もっと良い世界を作ることは可能です!
*戦争に行ったアメリカ兵の告発!「本当の敵はアメリカ国内にいた!」