謹んで 初春のお慶びを 申し上げます
奈良・東大寺の鐘の音を聞いて、無事に何とか年を越す事ができました。
今年は、あの梵鐘が放つ無限の響きに負けないような雑言を書いていくつもりでおります。
お暇潰しに 是非お出でください。本年も宜しくお願い致します。
謹んで 初春のお慶びを 申し上げます
奈良・東大寺の鐘の音を聞いて、無事に何とか年を越す事ができました。
今年は、あの梵鐘が放つ無限の響きに負けないような雑言を書いていくつもりでおります。
お暇潰しに 是非お出でください。本年も宜しくお願い致します。
美しい風景画で彩られたガラスが、粉々に砕け散ったような哀しい日々となった今年も、あと1日でゆく年となります。
3月11日の大震災以来、日本の風景や私を含めた人々の生活が、全く違って見えています。震災前は、日々の生活を無事に
過ごす事だけで精いっぱい、社会に何が起きようとも“考える余裕がない、時間がない”事を言い訳にして、出来るだけその事
に目を閉じて過ごしてきましたが、それは、為政者達や権力者達の思うつぼとなっていたようです。
プロパガンダの天才でナチスの国民啓蒙・宣伝大臣ヨーゼフ・ゲッベルスの迷言です。
『並外れた天才は、凡人に対して配慮する必要はない。』
『大衆の多くは無知で愚かである。』
『偉大なうそつきは、偉大な魔術師だ。』
『人々が思考しないことは、政府にとっては幸いだ。』
日本の為政者や権力者達も、未曾有の原発事故の対応で、正しく同じ思考をしたのでしょう。けれども、嘘には、何処かほこ
ろびがあるものです。所詮、嘘っぱちは、尤もらしい言葉で広報したところで、何時かはバレるものです。そして、意図的に作ら
れた言葉は、真っ当な人間の心には響きません。人は、それほど愚かでは無いのです。
こんな思いで書き始めたブログも早、9か月になりました。不定期で悪口雑言のブログにも関らず、ご訪問・お読み頂きました
すべての皆様に感謝致します。有難うございました。来年は、少しでも希望の灯を見い出す事が出来ますよう、切に願っており
ます。厳寒の折、皆様くれぐれもお身体ご自愛ください。
2004年・第76回アカデミー賞・短編ドキュメンタリー賞受賞記録映画マリアン・デレオ監督の
『チェルノブイリ・ハート』が8月13日(土)より「ヒューマントラストシネマ渋谷」「銀座テアトルシネマ」
など全国で順次公開されるほか、10月29日(土)・30日(日)に長崎で開催される原爆関連映画を集
めた「長崎国際平和映画フォーラム2011」での上映も予定されている。(トライワークスより)
*この映画は、チェルノブイリ原発事故(1986年4月26日)から16年後の周辺地域や病院を取材し、現地住民や子供たちが受
け続けている原発被害の実態に迫った映画。
チェルノブイリ原発から北東350km以内には、ホット・ゾーンと呼ばれる局所的な高濃度汚染地域が約100ヶ所も点在する。事
故以来、穴の開いた心臓など、重篤な疾患を持つ子供たちが生まれており、放射線の影響とみられるこの症状は、『チェルノブ
イリ・ハート』と呼ばれている。ベラルーシでは現在も新生児の85%が何らかの障害を持っている。
監督は、「四半世紀に一度、事故が発生したとしても、それでも『原子力発電所は安全だ』と言う人がいる。同じ言葉をウクライ
ナやベラルーシの人々に向かって言えるだろうか? 彼らは何十年間も、残留放射能と共に暮らしている。この言葉を甲状腺が
んに侵された何千人ものティーンエイジャーたちに言えるだろうか?」と、疑問を投げかける。
【チェルノブイリ・ハート】
【解説】あの名画「シェルブールの雨傘」の街、フランス・シェルブール港から今まで日本へ向けてMOX燃料が輸送されてい
る。荷主は、フランスの核燃料会社「アレバ社」 MOX燃料は、ウラン238とプルトニウムの混合酸化物であり、プルサーマル原
子力発電の燃料として使用される。
1945年8月21日と翌年5月21日、プルトニウムによって二度の「臨界事故」を起こし、二人の若い科学者の尊い命が失われたに
も係らず、アメリカは、核開発を着々と進めた。二回の事故で使われた6.2kgのプルトニウムの塊を組み込んだ核爆弾は1946
年7月1日のクロスロード作戦『エイブル』実験に使用された。
プルトニウムは「吸い込むと1gで約5万人を肺ガンに出来る」猛毒物質。
♪歌詞♪
プルトニウムの場合は あまりにもおバカさん メルトダウンのことなど わかりきっていたのよ~♪
だけど安全なのと だましてた 今日までみんな 信じていたでしょう プルトニウム~♪
ホントのことを言ったら 原発なんて作れない ホントのことを言ったら 私だって怖いの♪
だから なるべく遠く 離れてる 過疎の村に行って~もらうわけよ 念の為~♪
チェルノブイリの場合は もう二度と住めない スリーマイルのあとでも 誰も止めようとしない♪
すべては想定外の津波なの そうさ 僕達何も 悪くないよ プルトニウム~♪ ↓
原田芳雄さん出演『映画』の中で一番好きな映画『はなれ瞽女おりん』
☆1977年 監督 : 篠田正浩
盲目の女旅芸人たちは「瞽女」と呼ばれ、一定の住居に集団生活をなし、時期をきめて旅に出る。貧しい生
まれの盲女たちは親方に弟子入りし幼女の頃からきびしい掟や躾の中で修行する。瞽女は男と交わると仲間
はずれとなり「はぐれ瞽女」といった名で呼ばれた。そんな悲しい運命を生きた女の涙と感動の物語。
*はなれ瞽女おりん
1972年11月13日~1973年4月16日 『月曜スター劇場』テレビドラマ☆原田芳雄さん・浅丘ルリ子さん
*夫に先立たれた未亡人と、男性との恋愛物語。
冬物語の再放送をアップしてくださった方がおられました。拝借致します。感謝、感謝です!
☆冬物語01【雨のめぐり逢い】
http://www.youtube.com/watch?v=3sWBVQ826GQ&list=PLZ8Wv6hcb_HCOW96d7Vfm3uU9gM4jf0ws
☆冬物語02【美しき再開】
http://www.youtube.com/watch?v=yuxJ-YjKbO0&list=PLZ8Wv6hcb_HCOW96d7Vfm3uU9gM4jf0ws
☆冬物語03【いま旅立ちのとき】
http://www.youtube.com/watch?v=LWP1CclgE3E&list=PLZ8Wv6hcb_HCOW96d7Vfm3uU9gM4jf0ws
☆冬物語04【木枯らしのあしおと】
http://www.youtube.com/watch?v=1DlMsvq6UvE&list=PLZ8Wv6hcb_HCOW96d7Vfm3uU9gM4jf0ws
☆冬物語05【落ち葉の湖】
http://www.youtube.com/watchv=IZV9KO0osKk&list=PLZ8Wv6hcb_HCOW96d7Vfm3uU9gM4jf0ws
☆冬物語06【冷たい波紋】
http://www.youtube.com/watch?v=5bC6FQEA4v4&list=PLZ8Wv6hcb_HCOW96d7Vfm3uU9gM4jf0ws
☆冬物語07【時のいたずら】
http://www.youtube.com/watch?v=zxPYHCyoQSA&list=PLZ8Wv6hcb_HCOW96d7Vfm3uU9gM4jf0ws
☆冬物語08【愛は限りなく】
http://www.youtube.com/watch?v=GzhCIIy7zYs&list=PLZ8Wv6hcb_HCOW96d7Vfm3uU9gM4jf0ws
☆冬物語09【雪が降る】
http://www.youtube.com/watch?v=eibik0uideA&list=PLZ8Wv6hcb_HCOW96d7Vfm3uU9gM4jf0ws
☆冬物語10【気仙沼は遠く】
http://www.youtube.com/watch?v=ZNf-pEKeOvM&list=PLZ8Wv6hcb_HCOW96d7Vfm3uU9gM4jf0ws
☆冬物語11【海鳴りは悲し】
http://www.youtube.com/watch?v=Ol4eehncUVw&list=PLZ8Wv6hcb_HCOW96d7Vfm3uU9gM4jf0ws
☆冬物語12【雨ふたたび】
http://www.youtube.com/watch?v=9zjr8xyOEq4&list=PLZ8Wv6hcb_HCOW96d7Vfm3uU9gM4jf0ws
☆☆冬物語PartⅡ(連続して動画が再生されます)
13*早春の風は冷たく 14* 悪いしらせ 15*晴れた空、悲しく 16*誓いの京都 17*愛の出奔
18*夜明けまでの散歩 19*雪の中の結婚式 20*乾、失明 21*朝の光に別れを 22*残された時間
23*雲への階段
【京一会館】
この映画館を知らない人は京都の学生じゃないなという程、有名な映画館が京都の一乗寺にありました。土曜日は、オール
ナイト4本立て『サングラスに赤いバラ』原田芳雄特集といった一人の俳優さんの主演作の特集を組んでいて、たった500円の
入場料で、ほぼ8時間ぶっ通しで好きな俳優さんの世界にど~っぷり身体の芯まで浸ることが出来たのです。オールナイトは、
たいてい込み合っていて、少しでも開演時間を過ぎたら新聞紙や座布団を持参します。通路に座る為です。ここは「席」が空い
てない時、通路に座ってもOK、飲食OK、タバコOK、拍手OK、なのです。
『20歳の原点』という映画が上映された時は、立命館大学がスクリーンに映し出される度、そこの学生から拍手が巻き起ここりま
した。「映画に向かって拍手」を経験することも初めて、通路に座っておにぎりを食べながら映画を見ることも初めてで、この泥
臭いけれど決して嫌いじゃない独特の雰囲気の映画館に取り憑かれ、足繁く通いました。
☆いつもは、見ているだけの本棚の本を久々に探したら「あった!!」原田芳雄さんが載っているムービーマガジンと京一パン
フレット☆
☆無宿人御子神の丈吉 *京一会館で何度も何度も見ました。素敵~でした!
妻子を殺された男の復讐のお話。再度見たら「グラディエーター」とダブって見えました・・
https://www.youtube.com/watch?v=Fd0UoR3vphM
原田芳雄さんが、昨日亡くなられた。少し前に新作映画『大鹿村騒動記』上映挨拶の為、舞台で車椅子に座っている姿をお
見かけしたのが最後だ。野生的な男らしさと存在感のある方だった。出演されていた映画は100本位あるが、その中の『原子力
戦争』(1978年)と云う原発事故に絡んだ映画は、今まさに事故が進行中の福島原発が出てくる。私が学生時代を過ごした京
都の「京一会館」と云う学生御用達のレトロな映画館で見た映画。「原発の冷却機能に問題が・・燃料棒がどこかへ・・チャイナ
アクシデント」という言葉が出てくる。当時は、言葉の知識だけはあっても それが何を示すのか一向に想像し得なかった。今もう
一度、しっかり見てみたい。
☆「原子力戦争」☆監督:黒木和雄 原作:田原総一朗
*警備員「道路上の撮影は禁止ですよ」「中へ入らんで下さい」
*原田さん「入っちゃダメなの?」と言いながら中へ入る。
*警備員「中へ入らんで、不法侵入ですよ」
*原田さん、しぶしぶ事務所を出る。