常陸大宮里山日記

茨城県の北西。久慈川と那珂川に囲まれた、常陸大宮市のなんだか暖かい里山の暮らし。

しいたけは森林の恵み

2011-02-21 21:06:29 | 山の話
常陸大宮市のしいたけは世界一。
常陸大宮市のしいたけは、コナラの木を伐採して、90センチの丸太にして、
しいたけ菌を植え付けて、丸太にしいたけを生やして収穫する。
伐採するのは、秋。しいたけ菌を植え付けるのは春。
常陸大宮市の広葉樹の森林は、しいたけの材料になるコナラの森林が多い。
たぶん、この場所は、しいたけを生産しているしいたけやさんが材料のコナラを伐採したところ。

伐採されたコナラは死なない。
切り株から、また芽が出てきて、成長して、もとのコナラの森林に戻っていく。

これは、たぶん、伐採後2,3年後。


これは、たぶん、伐採後5,6年後。

こうして、おなじ年齢のコナラの森林が育っていく。
そして、また、15年ぐらいで、しいたけやさんが伐採する。

しいたけ栽培に使われる90センチの丸太を原木と呼び、原木栽培といいます。
他に、おがくずを固めて栄養剤などを添加した培地を使う菌床栽培という栽培方法もあります。
原木栽培は、重い原木を扱う重労働だけど、しいたけは当然無農薬無化学肥料のしいたけ。しかも美味しい。
常陸大宮市のしいたけ栽培は、ほとんど原木栽培。
常陸大宮市のしいたけは、森林の恵み。
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春の気配

2011-02-20 20:47:05 | 里の話
ようやく寒さがゆるんできました。
大宮地域の八田の田んぼです。
細い細い谷の田んぼですが、用水路と車道が整っていて、
効率よく作業しやすい田んぼです。
まだ雪は残っていますが、かすかに靄がかかって、春の気配です。


地元の人が、犬をお供に散歩がてら田んぼの見回りをしていました。


まだ寒さ厳しいけれど、春はもうすぐそこ。
農家では、もう次のシーズンの準備が始まっています。
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いばらき県北うまかっぺまつり

2011-02-16 23:06:06 | 告知
水戸の梅まつりに合わせ、県北地域の直売所のおまつりがあります。

「いばらき県北うまかっぺまつり」
会場は水戸三の丸庁舎広場。
旧県庁や県立図書館のあるとこです。
3月5日(土)午前9時から午後3時30分です。

常陸大宮市の手打ちそば、つけもの、野菜、奥久慈米、奥久慈卵などが
販売されるようです。
つけものは、山方農産加工研究会が作ってる。
国道118号線沿い、山方地域に入って西側の、枇杷川直売所を運営しているとこです。
元気なやさしいおばちゃんたちが楽しそうに作って売ってる。
おいしいよ、絶品だよ。
奥久慈卵は全国的に知名度が高い。

他の市町からワイン、チャチャルガン(?)、こんにゃく、日本酒、干物・・・・
大きなエコバック持ってでかけましょう。晴れるといいな。
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花桃

2011-02-14 22:16:04 | 里の話
知人に誘われて、雨雪の中、つくばまで
花芸安達流茨城支部展「輝(かがやき)」を見に行きました。
この花展で、常陸大宮市の「花桃」「梅の古木」「オレンジ珊瑚みずき」が使われていました。
全国のトップクラスの産地の花々に肩を並べて、
主役級の作品に使われています。
これは「花桃」。大きな作品の一部で、中心のピンク色の桃の枝です。

この花桃は、市内の耕作放棄地を再生して、生産されています。
荒れ果てていた畑が、今は可憐な花桃畑になっているそうです。

これは「梅の古木」。どこから持ってきたんでしょう?
お花の先生たちがトラックで常陸大宮市まで行って運んできたんですって。
写真ではわかりにくいけど、とても大きな作品です。タイトルは「道」。

常陸大宮市の里山からの贈り物です。

最後は、「オレンジ珊瑚みずき」。
作品は、直立している普通の赤い珊瑚みずきと
流れるような常陸大宮市のオレンジ色の珊瑚みずきの対比で風を表現しています。
タイトルは「風光る」。

このオレンジ珊瑚みずきはとても珍しいらしいです。
この作品は、会場の真ん中で、とても目立つところで常陸大宮市の珊瑚みずきが活躍していました。

常陸大宮市では、他にもトルコギキョウや柳の染め枝などが生産されていて、
少しづつ生産者や作付面積が増えているそうです。
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大宮ふれあい農園

2011-02-09 21:17:53 | 告知
久慈川の東岸、辰ノ口親水公園の少し南にある
大きな公民館、「東部コミュニティセンター」の敷地の一角に、
市営の貸し農園があります。
「大宮ふれあい農園」
ただいま平成23年度の利用者を募集しています。
ここは、地元のベテラン農家さんが、
指導員として常駐してて、利用者に技術指導してくれます。
なかなか農園に通えないと、畑の面倒もみてくれるんですって。
指導員のおじさんたち、人気絶大です。
利用者の交流会もあって、利用している人は楽しそう。
実際、毎年利用する常連さんがとても多いそうです。


この写真はちょっと前、利用者交流会で、秋のサトイモ収穫のとき。
写真では男の人が多いけど、
奥さんたちはセンターの調理室でトン汁の準備してたんですって。

区画面積は36㎡、利用料は1区画年間5,000円。

申込、問い合わせ先
ふれあい農園管理事務所 TEL0295-52-4244
(月曜休館)受付時間 9時から17時まで

ここにも、イノシシ防止の電気柵がはりめぐらされてた。
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