常陸大宮里山日記

茨城県の北西。久慈川と那珂川に囲まれた、常陸大宮市のなんだか暖かい里山の暮らし。

ホテル鮎亭の押し花

2011-06-27 21:56:10 | クラフト
先日、山方地域の久慈川左岸のホテル鮎亭で、
押し花アートの作品展がありました。
押し花で自然の情景を絵画のように描き出されていて、
繊細な配色のセンスに感動しました。
私の押し花のイメージが覆されました。

大震災の被災者支援のための押し花の葉書づくり体験に挑戦。

葉書にかかる薄い和紙のシートをはがして、
スタッフの方が用意してくれた押し花を好きなように並べて、
もう一度和紙をよく張り付けて、完成。簡単。
この絵葉書は被災者へのプレゼントになるそうです。

ホテル鮎亭では押し花教室を開催しているそうです。
常陸大宮市では、思いがけないところで名手に出会います。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

山方漆ソサエティ

2011-06-23 23:02:51 | クラフト
漆器に使われる漆は、ほとんど中国からの輸入品。
国産はごくわずか。
最も生産量が多いのは岩手県岩泉地方。
次が大子町、常陸大宮市を中心とする奥久慈地域。
国産の漆は、安い中国産との競争で生産量は激減。
かつては、田植えを終わったあとの農家の副業として
里山の生活を支える重要な産業だったけど、
漆の木も、漆の液を採取する掻き子さんも激減。
縄文時代から続く日本の漆生産は今、危機的状況にある。

山方地域では、漆の産業や文化を守るため、
市民や行政、そして漆芸作家さんたちがさまざまな取り組みをしている。
耕作放棄地に漆木を植えたり、掻き子さんの研修を開催したり。
山方漆ソサエティは、地元の木と漆を使って、作家さんたちの指導を受けながら、
月2回、パークアルカディアの森林科学館で開かれる教室で、
漆芸を楽しんでいる市民グループ。
こんなぜいたくな市民活動している地域は全国でも少ないんじゃないかな。
常陸大宮市の里山文化の象徴。

作品展は、6月25日から場所を変えて、ひたちなか市の「ヤギ写真工房」で。
展示のほか、一部作品は販売してます。
ぐい飲みや箸は、おすすめ。
期間 6月25日(土)~7月3日(日)10時から17時
場所 ヤギ写真工房 ひたちなか市田彦1390-4
     電話029-273-3202

ギャラリー奥久慈での作品展で。
ブレスレット購入しました。いい記念になります。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

舟生にて

2011-06-21 00:59:40 | 里の話
先週のことですが、山方地域の旧舟生分校の体育館で、
宮大工の小川三夫さんの講演会がありました。
たいへん面白かったです。
法隆寺などの古代の寺社建築の美意識と技術の高さ、
いまどきのお弟子さんのこと、修行のこと・・・
お客さんもいっぱいいました。
二百人くらいはいたんじゃないかな。
この講演会は、旧舟生分校に開設されている
私設図書館「蝸牛文庫」の主催でした。
「蝸牛文庫」は毎週土日月に開館されていて、
地域の人たちの交流の場(たまり場)になっているそうです。

舟生は、国道118号線から少し入った山あいの集落。
ここには不思議な場所があるようです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

消防署が・・・

2011-06-16 22:48:16 | 震災
常陸大宮市の消防本部は全壊。


望楼が・・・落ちてます。


今回の地震の破壊力の大きさに唖然とします。
ぎりぎりのところで助かった人の話も聞きました。
よく常陸大宮市で死者がでなかったな、良かったなと思います。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

夕暮れの田んぼ

2011-06-13 22:16:08 | 風景
少し前にとった写真です。
今頃はもっと稲は育ってます。

玉川沿いのたんぼ。
どこまでも苗の列が続いている。

そのすぐそばの果樹園のアヤメ。

里山の美しい風景は、農家さんが作っている。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする