常陸大宮里山日記

茨城県の北西。久慈川と那珂川に囲まれた、常陸大宮市のなんだか暖かい里山の暮らし。

常陸大宮駅から山方宿駅へ~水郡線~

2014-11-16 21:12:49 | 風景
常陸大宮駅から先の水郡線。
初めて乗りました。
常陸大宮駅から先は、少しづつ山の割合が増えて、
山のなかを走っていると車窓がぱっと明るくなる。


山のなかを走って、ぱっと広がる空。


これを何度か繰り返し、山方宿駅に。


山方宿駅の鉄橋から大子方面。
いい天気です。電車も行楽のお客さんでいっぱい。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

奥久慈漆の苗畑

2014-11-12 20:51:06 | 里の話
雨まじりの里山の景色。
山方地域の岡平の一番高い畑から遠くの山なみの雲。


見下ろすと、岡平の田畑の一角に鮮やかな紅葉。


これが、漆木の苗畑。
奥久慈地域では漆木の苗木は、種ではなくて根っこから増やす。
だから、いっぺんにたくさん作れない。
この小さな畑が、奥久慈漆の生命線。



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

本美濃紙と奥久慈

2014-11-10 22:05:03 | 里の話
常陸大宮市の誇る西野内和紙。
楮(こうぞ)という草のような木の皮から作られる和紙。
古くは教科書で習った水戸黄門こと水戸光圀公が編纂した大日本史に使われ、
現代でも多くの書家、画家が愛用している和紙。

常陸大宮市のような里と山の入り組んだ地域では、
空に向かって登っていくような急傾斜の畑をよくみかけるけど、
楮は、そういった畑の土の流失を防ぐ役割もあって、
古くから植えられていたのだそう。

楮は年が明けたら、刈り取られる。

楮の畑を見に行ったのは山方地域盛金地区の岡平。
紅葉のみごろにはもうちょっと。
秋の美しい里山です。


今回は、岐阜から来た古い友人が同行。
彼の話によると、今月、ユネスコの文化遺産に登録される
本美濃紙の原料の那須楮とは、奥久慈地方の楮なんだそうです。
本美濃紙を支えているのは、この奥久慈地方なんですって。
この地域の楮は、全て西野内和紙に使われていたと思い込んでいましたが、
そうではないそうです。

このことは、ちょっと調べてみたいと思いました。
那須楮と呼ばれるのも歴史の経緯があるのでしょうが、
奥久慈楮って呼んでもらえたら・・・うれしいですね。
奥久慈の人たちも、楮作るの張り切ると思う。

それにしても、ほんと、常陸大宮は奥が深い・・・




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

グリーンフェスティバル2014行ってきました

2014-11-02 20:13:03 | 山の話
グリーンフェスティバルに行ってみました。
けっこう良かった。
たくさんのブースが出ていて、お客さんもいっぱい。
とても賑やかなイベントでした。

ひたまるが来てました。カワイイ。

チェーンソーアートというのだそうです。
チェーンソーで丸太を彫刻していく、見事なチェーンソーさばき。

現代の林業は、若い人が林業機械を使って、木を伐って運ぶ。
3Kと言われていたけど、それは昔の話。
林業機械の向こうに、間伐材を燃料に発電する木質バイオマス発電所。
これが今の森の産業の姿。

楽しく勉強してきました。
常陸大宮は森のまち、というほんとうの意味がわかりました。

茨城新聞HPの動画ニュースで詳しく紹介しています。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする