常陸大宮里山日記

茨城県の北西。久慈川と那珂川に囲まれた、常陸大宮市のなんだか暖かい里山の暮らし。

木のチップの工場

2014-06-29 17:01:24 | 山の話
美和地域の小田野。
静かな森のなかでなにやら工事が始まってる。
県道から一部が見られる。



ときどき、新聞で紹介されている木質バイオマスを利用する事業のひとつ。
常陸大宮で伐採された、建築材に使えないような木材を
細かい木のかけら「チップ」にして、燃料に使う。
ここは、木材からチップをつくる工場ができる。

「ささの湯」でも、チップでお湯を沸かすボイラーの工事が始まる。

木の燃料は、
森林が二酸化炭素を吸収するので、
空気中の二酸化炭素を増やさない。
遠い砂漠の国から運んでくる石油ではなく、
地域の資源をエネルギーにする。

常陸大宮は森のまち。
森から木材だけじゃなくって、エネルギーもつくるのだ。
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久慈川と玉川

2014-06-08 23:20:50 | 里の話
久慈川と玉川の合流点。
大雨がふると、とたんにあふれる暴れ川の面影は全然感じさせない。
ふだんは、のどかな川の風景。


振り返ると久慈川と多摩川に挟まれた岩瀬地区。
ここは、常陸大宮市でもっとも低くて、水が集まるところ。
大雨が降ると、まるで湖みたいになる。


堤外は暴れる川、堤内には低いところに集まってきた水。
今でこそ堤防や排水施設が整備されたけど、
長く水と戦ってきた地域。
そして、常陸大宮市を代表する水田地帯のひとつ。


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麦秋の岩瀬

2014-06-02 22:40:47 | 里の話
気持ちのいい風が吹く季節になりました。

町で育ったので、言葉の意味は知っていたけど、
「麦秋」の風景は常陸大宮に来るまで見たことなかった。



稲が日に日に育っていく季節。
緑の海の中の小島のように麦畑が金色に浮かんでる。


少し、実った稲の黄金色とちがう金色。

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