常陸大宮里山日記

茨城県の北西。久慈川と那珂川に囲まれた、常陸大宮市のなんだか暖かい里山の暮らし。

ゆずヨーグルト

2013-09-16 21:50:37 | おいしいもの
先日、知人からもらった「ゆずヨーグルト」
つくっているのは、美野里の会社ですが、
ばっちり「御前山ゆず使用」と表記してあります。


さっぱりして、美味しかったあ。
知人曰く、「叶姉妹も食べてるんだって」。
また食べたいんだけど、なかなか手に入りません。

常陸大宮でも柚子は御前山と山方に多いようです。
秋から冬にかけて里山を彩る黄金色の実。

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常陸大宮は、うるしの里

2013-09-10 21:59:47 | 里の話
国道118号線、山方地域の人気の食堂「藤」の向かい。
道路に面した土手のうえは、広い漆畑。畑と言っても植えてあるのは漆の木。
かすかに黄色に色づきはじめた漆の木が、秋の風に揺れています。


山方地域の118号線沿いには、漆畑が広がっています。

「日本産漆を支援する壱木呂の会 奥久慈漆見本林」




この見本林の中に入ると、植樹して4年たった漆の木がきれいに整列。


日本産の漆は、かつては、日本各地で生産されていたけど、
中国産の安い漆に駆逐され、岩手の浄法寺地域と、ここ、奥久慈地域だけになってしまった。
「壱木呂(いちきろ)の会」は、高品質の日本産漆を守りたい漆芸作家さんたちを中心とした会で、
奥久慈漆を積極的に使って、産地を支援してくれている心強い味方。
漆生産者と一緒に、植樹や、漆掻きなどの作業にも参加している。
今度は、漆の木のオーナー制度を始めた。
1本あたり3万円。漆の木から漆がとれたら漆器にしてくれる。
今週末には、漆の木にオーナーさんの名札をかけるそうです。
奥久慈の漆を楽しみにしている人たちが、いっぱいいるんですね。

漆の生産者の方とお話ししているうちに、
長野オリンピックのメダルに漆を使ったことを思い出しました。
東京オリンピックでも、日本産の漆、できたら奥久慈の漆をメダルに使ってくれたらいいなあ。
漆は英語でジャパンと訳される、日本を象徴する工芸品なんだから。

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稲刈りと鷺

2013-09-09 22:16:45 | 里の話

さあ、さあ、ついに稲刈りのシーズン。
常陸大宮の田んぼでは、でっかいコンバインがそこここで働いています。
運転するおじさんたちも顔つきは真剣だけど、うれしそう。

そんな、毎年繰り返される風景のなか、ふと気がつくと、
稲刈りが進む田んぼに、なぜか集まる鷺の集団。


困っているのか、なにかを待っているのか?
コンバインの騒ぎに戸惑っているようにも見えるし、
稲刈りが終わった後の田んぼの虫を楽しみに待っているようにも見える。


黄金色の稲穂の海にただよう純白の鷺が、とても美しくて。

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稲と月

2013-09-03 21:38:23 | 里の話
緒川地域。
谷の田んぼにかかる月。


日没が早くなって、細い谷は気がついたらあたりが暗くなってる。
葉擦れの音、蛙やセミの声、羽虫の羽ばたき、ねぐらに向かう鳥、小川のせせらぎ。
夏の終わりの里山の濃厚な生き物の気配。



少し前にとった写真です。
今はもっと稲が育って黄金色の海。稲って生長が早い。毎日、大きくなってく。
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