千田の棚田

緒川地域の千田。
この辺りは、里と山がいりくむ地形で、細い細い田んぼが多い。
槐（エンジュ）の林がありました。
伝統的な日本家屋の茶室の床柱に使われる木です。


槐の林は細い谷の入り口。この奥に入ると、延々と細い田んぼが続きます。

山際の銀杏の黄葉が美しい。
水戸では、今年の銀杏の黄葉はあんまりよくないけど、
常陸大宮はきれいです。
こんな細い田んぼがまだまだ続く。
最後までは行きませんでしたが、小さなアヤメ園があるそうです。
棚田は、いい風景だなと思うけど、効率が悪くて,お米作りは苦労が多い。
地域で協力して水路の草刈りやアヤメ園づくりをしているそうです。

名前は知りません。きれいでした。

JAまつり

知人から穴場だよ、と教えられて、いも煮会に行く前に、寄ってみたイベントがあります。
ビーフライン沿いの家畜市場で、農協さんのお祭り。収穫祭。



メインは、農産物品評会や新そばなんだけど、
私が目指したのは、これ。常陸大宮市のブランド牛、瑞穂牛の特売。


試食が豪華。しあわせ～。

瑞穂牛のブースでは、福島県の牛肉も、復興協力として販売してました。
福島県の牛は、風評被害で全然売れなくて畜産農家さんが本当に苦しい状況なので、
少しでも助けたくって、と、お店のおじさんが話してました。放射能検査もしたよ、とも。

いろんなお店が出てました。
シクラメンやお花、野菜、山方牛や常陸牛・・・。
面白かったのが、そば粉のクレープ。ローストした蕎麦の実がアクセント。なかなかいける。
かわいい女の子が一人でがんばって作っていました。


大宮地域の農家さんの自慢の一品がならぶ農産物品評会。


農家さんのお祭りなので、トラクタなどの展示販売もありました。
けっこう高くてびっくり。農家さんもたいへんだ。


また来年も来ようっと。
常陸大宮市は秋のイベントが多い。そして、意外と人が集まる。
イベントやるほうも来るほうも、常陸大宮市って楽しい。

山方宿いも煮会

大きかったです。ジャンボ大鍋。


クレーンで釣り上げられた鍋ぶたは、はるか天空に。


いも煮はとろけるように美味しかったです。
鶏肉は奥久慈しゃも。ぜいたく。
いもがらが入っているのが、この地域のいも煮のポイント。
地元の人によると、お昼頃がちょうどよく里芋に味がしみて美味しくなるそう。
私たちは、ちょうど良いタイミングだったようです。

午前中雨模様だったので、客足が鈍く、
並ばずスムーズにいただけました。
５０００人分のいも煮は、３時までに完売したそうです。

雨後の明るい日がさして、
会場の対岸の山の紅葉に気がつきました。

いも煮会とそばまつり

秋も深まってきましたが、常陸大宮市はイベントがまだ楽しめます。

ひとつめ、「やまがた宿芋煮会」
平成２３年１１月２０日（日）
山方地域の国道１１８号線ぞいの清流公園。
旧みずぐるまの入り口の看板にかかってる大なべで芋煮を作るそうです。
常陸大宮ふるさとＢ級グルメ選手権で３位だった、芋煮です。

ふたつめ、「北斗星新そばまつり」
平成２３年１１月２３日（水）勤労感謝の日
美和地域の道の駅「北斗星」
去年、行ってみました。
美味しかったですよ、常陸大宮のそば。

ほかにも、１９日には、緒川地域の「かざぐるま」でも特産品祭りがあるそうです。
どのお祭りに行こうか、迷います。

去年のお祭りのブログを見ていて、気がつきました。
昨年の１１月１１日に、このブログを始めました。
いろんなことがあった一年だったなー。

万能のたれ

緒川の直売所「かざぐるま」と
ビーフライン沿いの直売所「大宮グリーンハウス」に置いてあります。
「万能のたれ」

しいたけのイラストがかわいい。
緒川の原木しいたけ農家の奥さんたちのグループ
「クローバー会」の手作り。
しいたけの風味豊かな焼き肉のたれ。
よけいな化学調味料の味がしない。
私はナスだけ炒めて、このたれをからめて、ご飯にのっける。お手軽焼きナス丼。

人気があるので、いつも品薄気味。
みかけたら必ず買ってます。
水戸の友人におみやげにすることも多いです。

琵琶川直売所の「山方農産加工研究会」もそうだけど、
常陸大宮では農家の奥さんたちが、気の合う仲間と一緒に作業して、
商品にならない農産物をお小遣いに変身させてる。
常陸大宮の生活を楽しんでる。