常陸大宮里山日記

茨城県の北西。久慈川と那珂川に囲まれた、常陸大宮市のなんだか暖かい里山の暮らし。

からっぽの御前山ダム

2012-12-31 22:10:45 | 里の話
冬枯れの季節に、からっぽのダムの風景は、心まで寒くなりそう。
いずれ、湖面に沈む旧道や田んぼや畑の跡が、もの悲しい。


もう湛水は始まっているので、いずれ美しい湖面が現れると思うんだけど。
せっかくだから、桜の季節にはもう少し水が溜まっているといい。
ダム周辺の山桜はとても美しい。

ダムの堤体近辺は水面が現れている。


御前山ダムに行った帰りにイチゴ直売所に寄る。
今年も、おいしい。常陸大宮のイチゴ。

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三美の子安観音

2012-12-30 21:16:26 | 歴史
那珂川の河岸段丘に豊かな畑地が広がる三美。
いつもどこかで埋蔵文化財発掘調査が行われている。
こないだは、記録にもない古墳が発掘された。
森林と那珂川の豊かな恵みを受けて、太古の昔から人々が暮らしていたらしい。

三美にある祠には、200年前から子安観音が祀られ、
安産と子供の成長を祈る人々の姿が思い浮かぶ。


左から、明治25年(1892年)の子安観音。
観音というより女神のような子安観音は明治以降の特徴。
左から2番目も風化が激しいけど、子安観音。時代はわからない。
3番目は1823年につくられた不動明王。不動明王は安産の神様でもある。
4番目は1802年につくられた二十三夜塔。


将軍は家斉。寛政の改革の直後。
そんな大昔から、お祀りされている神様です。


コメント (2)
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山のあなた・・・常陸大宮駅

2012-12-29 22:32:37 | 風景
この日は、
12月のうちからこんな寒いなんて、1月2月になったらどうしましょう・・・
などとげんなりしてしまうような寒い日。
でも空はとても澄んでいて、心も遠く飛んでいきそうな。

常陸大宮駅の陸橋から、茨城の山とはちがう雪をかぶった山並み。
酔富銘醸の、関東平野のはるか向こう。
日光連山(だと思う)。
低地の大宮地域からでも見えることにちょっと驚き。


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この堤防の向こう

2012-12-26 18:45:38 | 里の話
常陸大宮市の南の端は、久慈川と那珂川に挟まれた水田地帯。
ついこないだまで、水害に悩まされていた地域。
ひろびろと広がる水田や畑や集落を守る堤防。
どこまでもどこまでも続いている。


堤防の向こうの山がちらり。
堤防はいろんなものを隠しているようだ。

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冬の空

2012-12-09 23:04:25 | 風景
空が高くて広い。
常陸大宮の山は高すぎず、穏やかな山並みが、空の大きさを感じさせる。
空気も透きとおってきれい。
寒い日が続くけど、里山の風景はどんな季節もきれい。


視線を感じて、目を向けると、また牛と目があった。

ちょっとかわいい。女の子かな?寒くないのかな?

一昨日、久しぶりの震度5弱。
まだ油断できない。


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