常陸大宮里山日記

茨城県の北西。久慈川と那珂川に囲まれた、常陸大宮市のなんだか暖かい里山の暮らし。

田んぼの雪

2013-02-19 22:22:45 | 里の話
千田から油河内にぬける峠の入り口。
峠に向かう谷。
まるで、空に昇っていくかのような急な谷の田んぼ。


田んぼの半分に溶け残った雪。
冬の短い日は、この谷の半分しか照らしてくれない。


なぜか、白い雪の中に丸く雪が解けている部分がある。
なんでだろう?


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小舟富士のふもと

2013-02-17 20:12:19 | 里の話
この寒さが最後と思いたい厳しい寒さです。

緒川地域の国道293号の交差点「公園入口」。
この交差点から南側の風景が好き。

この山の向こうに小舟富士が連なっている。
山のふもとの一角。箱庭のような、日本庭園のような。


整然と並んだ田んぼの向こうに小舟川が流れていて、
巨石をとりまくように雑木、かわいい茶畑もみえる。

一見、きれいな風景なんだけど、畑の段々が、
わずかな耕地を大事に使ってることを示している。




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仏様と道しるべ

2013-02-12 22:00:49 | 歴史
上岩瀬で、真冬に鮮やかな花が献じられている、きれいなお堂を見かけました。


近づいてみたら、造花でした。そりゃそうだよね。


ずいぶん古そうな野仏です。あとで、珍しいものだとききました。
左側は、馬力神。右側が、仏様。
この右側の仏様は道しるべでもあり、「左しつ石つか 右〇〇村松」と刻んであったそうです。
私には、もう読めませんでしたが。

「しつ」は静のことでしょうか。
地図でみると、この場所から、玉川を渡って118号線を横切り、静駅方面に向かう道があります。
村松は、どこのことか、私にはわからない。
今は、上岩瀬の住宅地の一角だけど、
いつの時代か、ここは、久慈川と玉川が合流する広い湿地帯か、田んぼが見渡す限り広がっていて、
道しるべがなければ迷ってしまう、そんな風景だったのかな。
この仏様に旅の無事を祈りながら、多くの人や馬が通り過ぎて行ったんだろう。
今は役割を終えた野仏。
守ってもらった人々の子孫は、今でも、この仏様を大事にしている。
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棚田の美

2013-02-11 20:14:39 | 里の話
常陸大宮にくるまでは、
棚田というものは、珍しいものだと思い込んでいた。
稲作文化を象徴するものとして、美しい写真で見ることが多かったから。
でも、棚田は、常陸大宮のような山と里が入り組んでいる地域、
つまり山に向かって田畑を広げていかざるを得ない地域では、ごくふつうの田んぼ。
きっと、日本全国にあるふつうの田んぼ。
田んぼとは、稲を作るとは、こういうことだと理解できる。
緒川地域では美しい棚田が連なっている。
細く高低差のある谷を切り開いて作られた田んぼ。
どうして私は、棚田の美しさに惹かれるのか。


コメント (2)
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雪と梅

2013-02-08 20:30:40 | 里の話
2月6日は常陸大宮も雪が降りました。
なかでも美和地域はけっこう雪が降りましたが、
翌日の陽気でほとんど溶けてしまいました。
梅林の隅に昨日の雪の気配がかろうじて残っていました。


ようく見ると、ほんのわずかですが常陸大宮の木々が色づいています。
特に梅の木は目覚め始めている気配。
寒暖の差が激しい今日この頃、春がほんの少しづつ近づいています。

・・・・杉の木の色づきも気にならなくもないんですけどもね。
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