常陸大宮里山日記

茨城県の北西。久慈川と那珂川に囲まれた、常陸大宮市のなんだか暖かい里山の暮らし。

小場江堰

2013-06-17 22:47:29 | 里の話
城里町の国道123号線から小場江堰。
対岸が常陸大宮市。
市内からはあまりよく見えない。
この堰から引かれる農業用水は、
はるか遠く、広く、常陸大宮市はもちろん、水戸市やひたちなか市の
那珂川沿いの田んぼや畑を潤している。
私がいつも通る万代橋のたもとの広い田んぼもそう。


この堰は万治元年、西暦1658年にできた。
今から約360年前、武家諸法度が1659年。
昭和に入るまで用水路が土水路だったので、水漏れが激しく、苦労したらしい。
今の水路はコンクリート。頭首工も鉄筋コンクリート。
長い長い時間、田んぼや畑を潤してきた歴史ある小場江堰。
震災の時、この堰も被害を受けた。けど、多くの人が努力して、修理して、田植えは途絶えなかった。
今年も、360年前と同じように私たちは恩恵をうける。
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まぼろしの蕎麦屋~竹辰~

2013-06-10 23:04:36 | お食事処
常陸大宮には、ガイドにのってない、まぼろしの名店がいくつかあります。
なかなか行けなかった、金土日しか開店しない、まぼろしの蕎麦屋「竹辰」。
そば好きの人たちには有名なお店だそうです。
ついにたどり着きました。

幹線道路に看板はありません。
久慈川の東側の県道から久慈光機さんに向かって、
少し入ったところに看板があります。
一見、普通の民家のような落ち着いたたたずまい。


玄関先には、さりげなく花が飾られ、つるされた苔玉が涼しそう。
いい風情です。
席があくまで、お庭を眺めて一休みできます。


かんじんのおそばは、風味豊かな田舎そば。
つけけんちんそばを頼みました。800円。
そばの量にびっくり。
写真ではよくわからないけど、山盛。大盛りじゃないですよ。
ところが、するする完食。美味しいし、量もあって大満足。


人気のお店で、すぐ売り切れてしまう、と聞いていました。
うわさにたがわず、私が正午丁度に入店したあと、次のお客さんで完売。
運が良かったようです。
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初夏のたんぼ

2013-06-09 23:04:27 | 里の話
久しぶりに外まわりにでました。
お屋敷を囲む大きな樹木は、田んぼの風景のアクセント。


暑い日が続いているのに、
田んぼは水を湛えていて、渡る風は涼やか。
毎年の季節、毎年の景色なのに、毎年うれしい緑の田んぼ。

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