昨日はル・スムール ひまわりの会 2014年初ミーティングでした。
いつものお部屋は予約が入っていた為、お隣の小さな会議室でしたが、こじんまりも良かったです。
川崎市は組織再編で2013年より児童家庭課が健康福祉センターに設置されました。
残念なことに川崎の虐待ケースは増加していて、重篤なケースは児童相談所で対応しますが、体制強化により区でも虐待通告を受け地域に密着した対応をしています。
児童家庭課には保健師・助産師・保育士・心理士など専門職が配置されていて、個別的支援も行っています。
お子さんのことで心配があっても、相談に行く力がない方をどうするかは課題です。
乳児検診に行かない方も増えているそうです。
障害児の親支援について、どこがやるのかという話題はよく出ます。
中には「親支援は学校の先生の仕事ではない」という教員もいらっしゃいますが、子どもが幼く、発達が未熟であればあるほど、親の状態が大きく子どもに影響します。
教育委員会のK先生から、NPO法人などもありますとお話が出ました。
私は特性をもった子の親御さんだからこそ、一時相談ほどていねいに専門家が受けて欲しいと願います。
昨年、特別支援教育推進検討委員会にご参加の方が複数おいででしたので、ペアレントメンターの話もしました。
川崎自閉症協会はペアレントメンターを推進していらっしゃるようでしたが、「会議にご参加されて、お持ちの情報があまりに古いとお感じになりませんでしたか」と質問しました。
特別支援教育元年以前から試行していた川崎サポートノートもご存知ない自閉症協会の方の発言を聞き、ペアレントメンターが現状にあった助言が出来るか疑問に感じました。
私は「親が行う親支援」は不安です。
たったひとりのお子さんにうまくいったものを、ほかのお子さんに当てはめようとする教員だって時々いらっしゃいますもの。
専門家でない親御さん、ましてや特性を持った子の親御さんがペアレントメンターとなるリスクも考え、慎重に考えて欲しいです。
今月末に再びミーティングを行います。
皆さん、今年もよろしくお願いいたします。