千葉の松戸から柏へと続く革物語

【Handmade Leatherwork Akashi】

これから始めるレザークラフト⑭【実践編 バネホック打ち】

2021-03-08 18:00:00 | レザークラフト講座
【バネホック打ち】

前回の実践編で作った四方開きの
コインケースを例にバネホックの打ち方を
説明させて頂きます。


まず、最初にレザークラフトで使用する
工具類は大量生産ですので、中には
チェックもれや不良品が紛れてる場合も
あります。

例えば、メタルプレートです。
たまたま、私が持っているメタルプレート
がいい見本になると思うのでご紹介します。



上のメタルプレートですとホックの縁に
痕が付いてしまったり、潰れてしまったり
する場合があるので、下のメタルプレートの
ように円が滑らかな物を選んで購入する
事をお薦めします。




バネホックです。



バネホックの打ち具です。
バネホックの凹には凹の打ち具を使います。
(先端は長方形になっています。)
凸には凸の打ち具を使用します。
(先端は穴があいています。)





小さい四角のパーツの穴あけは8号の
ハトメ抜きを使用します。
*革の硬さや厚みで変わる事もあります。




大きい四角いパーツの穴あけは15号の
ハトメ抜きを使用します。
*革の硬さや厚みで変わる事もあります。




小さい四角のパーツには全て凸の金具を
使用します。
床面から棒状の金具を差し込みます。





そこに帽子のような金具を被せます。
凸金具の打ち具には穴があるので、その穴
が帽子の突起にハマるようになっています。
そして、打ち具をまっぐに持ち、金槌等で
叩いてつけます。
*打つ時はメタルプレートの裏側を
使用します。


ポイント①
カシメやホックの類は棒状の金具を叩いて
潰れた棒を相手側に噛ませる感じに
なっていますので、軽く叩いて少しずつ
潰していきます。

音で例えると
タンタンタンタンタンタンタン・ダンダン
(軽めに7,8,9,10回位)
(強めに2,3回)
こんな感じです





打ち終わったら、きちんと打ててるか
確認します。
ホックが回るようでしたら打ち方が甘い
ので、もう少し打って下さい。



次は大きい四角のパーツです。

先程、15号のハトメ抜きで穴を
あけましたが画像のようにホックの丸が
スッポリはまる事を確認して下さい。




この反対側はこんな形状をしています。




スッポリはまったら次は相方の方です。




どこの丸に収まるか確認します。
打ち方は凸の金具と同じように
この棒状の物を叩いて潰していきます。




四角い穴に四角い打ち棒を合わせて
凸金具と同じようなリズムで打っていきます。





打ち終わったら確認して完成です。
説明が分かりづらかったかも知れませんが
理解して頂けたでしょうか

ホックが打てるようになると様々な
レザーアイテムで使えるようになるので
是非、マスターして頂きたいです




*ここでのレザークラフトの技法は
 あくまでも私個人のやり方ですので
 正解ではありません。



Let's try!















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