放菴日記抄(ブログ)

これまでの放菴特集・日記抄から「日記」を独立。
流動的な日常のあれこれを書き綴ります。

小城(おぎ)の羊羹

2013年02月13日 00時42分32秒 | やさしいごちそう
 ひとつご縁がありまして、Belaちゃんは佐賀のひととお知り合いになりました。 
 これまでお世話になった御礼を兼ねて、佐賀へいくことになり、先月いってきました。

 そのときのお土産が小城の羊羹。
 佐賀県の小城市の名産はたくさんあるけれど、これは!という絶品でした。


 深みのある紅(くれない)色の羊羹。その美しさに息を呑みます。
 特徴的なのが、表面に糖のかたい膜ができていること。
 ここに包丁を入れると、パリパリ・・・、とちいさな音を立てて割れてゆくのです。
 おお・・・これキモチイ。
 甘党って奴はこれだけでテンションMAXなんです。

 松江を旅したときに、やはり糖でかたい膜のできている和菓子がありました。
 ひとくち大だったのでそのままガリンと噛んで楽しみましたが、小城の羊羹は切り口の美しさも楽しめます。

 そのまま菓子皿に並べて飾り、しばらく眺めてから食べました。


 おいしい・・・。


 羊羹のほんとうの美味しさを初めて知ったような感動がありました。
 羊羹、ってここまで深みを追求していいお菓子なんだ・・・。

 日本って、まだまだステキなところがあるんだねぇ。
 大事にしたいご縁が、またひとつ、できました。

 
コメント (2)
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