放菴日記抄(ブログ)

これまでの放菴特集・日記抄から「日記」を独立。
流動的な日常のあれこれを書き綴ります。

鎌倉漫歩景-1

2013年04月24日 00時57分29秒 | あんなこと、こんなこと、やっちゃいました
鎌倉を歩くのは17年ぶりだった。

17年も経つと、さすがに当時のことは記憶が定かでない。
どんな経路で歩いたのかほとんど覚えていない。
確か、北鎌倉から町並みの風情を楽しみ、焼き物屋さんで小さな器を買ったりして、
蝋梅を愛でて、そのまま建長寺界隈を歩き、トンネルを抜けて鶴岡八幡さまを拝んで・・・。
あまり記憶が無いが確か杉本寺が最終点だったような・・・。

とにかくいっぱい歩いた。
ここはよく歩くところだな、と「鎌倉」のことを認識した。

17年ぶりの鎌倉行きは、15歳と10歳の子供もいる。やっぱり今でもいっぱい歩くところなのかな・・・。

平成25年3月29日(金)にまず横浜に入った。いろいろ横浜で遊んで(イチオシは氷川丸と原鉄道模型博物館!)、その日は大船に宿をとった。
翌30日(土)に湘南モノレールで江ノ島へ行き、そこからエノデン(江ノ島電鉄)で鎌倉入り、というルート。

湘南モノレールは結構アトラクションの要素が多い。
起伏に富んだ地形の中を滑り降りてゆくように進む。
高低差があるのでぐぐっと傾いたり、傾斜のため一瞬加速したように錯覚してしまうこともある。
まるでジェットコースターのコークスクリューを寸止めされている感じ。

エノデンはいまでも古い車両を使っているのがいい。ときどきびっくりするくらい狭いところをすり抜けたり、踏み切りの途中で止まったりする。
JRとも違い、なんだか市電の面影がある。そして風景はいきなり海に向かってがばっとひらけてゆく。稲村浜だ。映画の舞台にもなった。湘南の海は明るくていい。ロケ地にしたくなるのもうなずける。これで津波リスクさえなければねぇ・・・。
 そういえば、江ノ島で乗り換えたとき、町の電柱に「海抜5メートル」とか書かれていた。なんでいきなりこんなところで・・・。

 鎌倉に着いたのが午前10:00ちょっと前。早い!
 しばらく駅前をウロウロして、自分たちが八幡宮側とはまるで違うところにいることにしばらく気がつかなかった。
 やっと観光客がぞろぞろと高架下をくぐってゆくのに気がつき後につづく。

 ああ、ここ、見覚えがある・・・。
 鎌倉の玄関口、バスプールに出た。
 向こうに見える赤い鳥居が小町通りの入り口、そしてそこからさらにバスプールを時計回りにぐるっと歩くとその向こうに鶴岡八幡宮への参道・若宮大路が見えてくるはず。有名な「段葛(だんかずら)」だ。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 80年後の賢治 | トップ | 鎌倉漫歩景-2 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

あんなこと、こんなこと、やっちゃいました」カテゴリの最新記事