#138: アメリカの入試

先程、わが息子に電話しました。
明日サッカーゲームでまたこちらに来るそうです。
でも今回は、ガソリン代をケチる為、友達の車で来るそうです。
そして、ゲームが終わったらまっすぐ大学に戻り、オーケストラのコンサートに出ます。
私たちもいつもコンサートに行くので、息子はゲームが終わったら私たちと大学に戻ります。
前にも言いましたが、私の息子は今、大学5年生です。
単位の計算が間違っていたとのことで、一学期余計に時間がかかってしまいました。
ガソリン代をケチるぐらいだったら、早く卒業すればよかったのにと思いますが。
目先は、見えるけど、それより遠くにあるのを見る必要がないのは、若者の特権なのでしょうかね。

ところでこの息子、一体この先、卒業してからどうするのでしょうか。
22歳の息子を相手に、どうのこうのと言いたくはありませんが。
一応、医学部を受けたいといっています。

ここで、アメリカの入試状態をちょっと皆さんにお知らせします。
先ずは、大学入試ですが。
私は、高校卒業が1972年で、今の日本の大学入試がどのようになっているか全く知りません。
センター試験、一次試験、二次試験やらと聞きますが、私の時代とは全く違っているようです。

こちらの大学入試には、全国共通のＡＣＴか、ＳＡＴ，またはその両方のスコアーが必要です。
このテスト、何歳からでも（といっても大抵は高校2年生ぐらいからですが）、何回でも受けることができ、その一番高いスコアーを志願する大学に送ります。
でもアメリカの大学入試には、これらのスコアーも大事ですが、そのほかに、ボランティアー活動、課外アクティビティー、部活、その他もろもろも影響します。
有名な大学に行きたければ、高校生は、1年生からそのもろもろの活動に磨きをかけ始めます。

大学院入試は、これまた全国共通試験のＧＲＥがあるし、医学部は、ＭＣＡＴ，薬学部、ＰＣＡＴ，獣医学部、ＶＣＡＴ、法学部は、ＬＳＡＴと学部によってそれぞれの共通試験を受けなければなりません。
息子は、一応ＭＣＡＴを受けるといっていますが。
そのための勉強をしているかどうかは、全くわかりません。

母は今、入院先で回復に向かっているそうです。
やはりもう一人で住むのは難しいのでは。
日本に帰ってから今後を話し合いたいと思います。
ブログを読んで下さっている皆さん、ご心配お掛けしました。
親は、いつまでも元気でいるわけではないですね。
子供にとっては、そのことを受け入れることが難しいです。

ハブグレのマミー