退職女のアメリカ便り

オーストラリアンシェパード、ジュンタのマミーのアメリカ、セントルイス生活

#143: セールスコール

2013-10-10 21:30:06 | アメリカ便り
退職して日中家にいることが多くなり、セールスコールの多さにあきれてしまうことが良くあります。
振り込めさぎには遭遇したことはないけど、葬儀屋、クレジットカード、カーペットクリーナー、ヴァケーションホーム&クルーズ、チャリティー、保険等等、様ざまなお誘いの電話がかかってくる。
各自が携帯を持っている我家では、家の電話は、まるでセールスコールのためにあるようです。
固定電話を持つ必要がないのに、どうしてキャンセルしないのかと主人に聞くと、インターネット接続のためとのこと。
よくわからない理由だけど。
固定電話がないと、インターネットが接続できないそうです。

でも、この固定電話に変化が起きました。
と言うのは、コーラーIDをつけたのです。
だから誰から電話が来ているかわかるようになったのです。
誰からの電話か、眼で見ることもできるし、耳で聞くこともできるのです。

これは便利です。
これがついてから、90%の率で電話に出なくてももよくなりました。
食事を中断して電話に出なくてもよいし、英語がわからない外人のふりをしなくてもよいし、留守番の子供のふりをしなくてもよくなりました。

日本のお年寄りの家庭にも、振り込めさぎとか、悪徳業者を防ぐ為、このコーラーIDと言うのを取り付けたらどうでしょうかね。
ひょっとしたらもう、ついている家庭がたくさんあるのかもしれませんが。
必要でない電話には出ないのが一番。
セールスコール、チャリティーコールなんて、私でも時々ことわりきれなくて、乗ってしまうことがあります。
お年寄りだったら尚更のことではないでしょうか。
おとといは、"unknown(誰かわからない)”から電話が、かかってきました。
番号を見ても"1"としか書いていない。
最近日本からも、電話がかかってくる時があるので、電話に出てしまったら、なんと“警察基金”と言う所からでした。
これは、仕事中に怪我をしたり、殺されたりした警察官の残された子供達を助ける為の基金とここと。
消防員版もあります。
毎年かかってきますが、これらから電話がかかってくると、本当に断わりづらいです。
感覚的に、警察、消防関係のこう言った援助コールはやめて欲しいです。
なんとなく“安心感を人質”に取られている感じで。
今回は、私は職を失った中年のおばさん(本当だけど)で、金がないといって断わりました。
でも、そういった電話をかけてくる人って、電話専門に雇われているのです。
警官が直接電話をかけてきているわけではないのです。
だから結構しつこいですよ。
断わったら何と言ってきたと思います?
仕事を探しているのかだって。
ほっとけと言いたかったけど、年を取りすぎているから仕事がないといってやりました。

ハブグレのマミー。

母は、土曜日に退院です。
また我儘老婆に戻ったようです。