退職女のアメリカ便り

オーストラリアンシェパード、ジュンタのマミーのアメリカ、セントルイス生活

#141: お土産

2013-10-08 17:01:39 | アメリカ便り
前にも言いましたが、私はショッピングが好きです。
子供が小さい時は、かわいい服、おもちゃとか、私の買い物欲を充分満たしてくれました。
でも子供が高校に入ったくらいからは、もうだめです。
私が買ったものは、80%は返さなければなりませんでした。
こちらは、返品が1ヶ月以内なら、レシートさえ持っていたら自由にできるので助かります。
主人の場合は、85%リターン率でしょうか。
最近は、退職した身にとって、服やら靴やらもう何も要らないのでは、と言う悟りを“開きつつ”あるのでデパートからもだんだん足が遠のいてきました。

さてお土産ですが。
私は、近頃、年に2,3回日本に帰ります。
母親もいつまでも生きているわけではないし、私の体もいつまでも24時間の長旅に耐えられるかどうか不安になってきたためです。
本当にアメリカ中西部から札幌までの道のりは長いです。
これが西海岸か、東海岸から東京、だったら楽なのですが。
シカゴで乗り返して東京でも乗り返して、となると本当に疲れます。
おまけに、日本みたいに何でもスケジュールどおりなんてことは、ほとんどこちらではありえないし。

お土産のショッピングも好きです。
日本へのお土産は、大抵野球のカージナルスのTシャツとか、野球帽、ピスタチオナッツ、ドライフルーツ、チョコレートが主です。
これらは、安いのですがT-シャツとかを除けば、すべてがかさばるし、重い。
いつも重量制限ぎりぎりの、50パウンドとなったスーツケースをもって日本に帰ります。
戦後の買出しに行ってきた人みたいです。
でも、やはり、みんなの喜ぶ顔を見ると、がんばって持ってきた甲斐があります。
皆も、何も持ってこなくても良いと言ってくれますが、そこはアル中、身勝手な父から学んだ唯一の教えである“人様の家を訪ねるときは必ず、手土産を持っていけ”を忠実に守っています。
父から学んだことは、悲しい話、本当にこれぐらいではなかったでしょうか。

お土産を買うと言うことは、何を持っていくかと言うのが大切ではないのだと思います。
買う段階で、その人のことを忘れないでいる、心に思っていると言うことが大切だと思います。
だから、私はお土産を買うときは、当たり前かもしれませんが、その人のことを思い浮かべて買っています。

今日は、インフルエンザの予防接種を、いつもボランティアーに行っている病院で打ってきました。
タダでした。
国際免許も更新してきました。
母と禮ちゃんをどこに連れて行こうかしら。
禮ちゃん、私は行かないって?!
そんなこと言わないで。

ハブグレのマミー