退職女のアメリカ便り

オーストラリアンシェパード、ジュンタのマミーのアメリカ、セントルイス生活

#146:主人の旅行どうなるやら。

2013-10-15 18:58:00 | アメリカ便り
初めての高校の同窓会出席のため、主人、今朝早く(5時)出発しました。
張り切って、朝から自分でサンドイッチを作ってました。
と言うと、私が、亭主のお弁当も作らない、悪妻に聞こえますが、主人、この時点では、もう自分の世界に深く入り込んでいるため、たとえ、妻と言えども、その世界に入り込まないほうが良いのです。
これは、28年結婚しているので、充分承知の上でのことです。

最初に、ペンシルバニアにある、母校"ゲッティツバーグカレッジ”によって、思いで深い南北戦争の跡地を訪ねるそうですが、ガーヴァメントシャットダウンで閉鎖している跡地、どの程度見て回ることができるか。

と思っていると3時間ほど前に主人から電話がかかってきました。
9時間運転して、ペンシルバニアに入った所で車が、故障したそうです。
この車、もう10年乗っていて、おまけに250000キロ走っているので、出る前に、“レンタカーにしたほうが良いんじゃない?”
と私が言ったのでしたが、もちろん聞く耳持たずでした。
車は、只今、見知らぬ土地の修理店で静かに寝ているそうです。
もう夜、遅かったので、明日の朝まで、車がどのような状態かわからないそうです。
私、一緒にいかなくて良かったと、喜んでいます。
と言うのは、主人はこのような窮地に立たされると、いちばん不能になる人間だと思うからです。
先ず、
1. 何を先にしなくてはいけないかと言うことを判断できない。
  でも、最近読んだ本の中に、男は、皆この問題を抱えているとのこと。
2. こちらでは、“セヴン ワード”と言って、使ってはいけない言葉がありますが、あえて言えば、日本語の“クソ”的(実際の言葉はもっとひどいですが  )言葉ですが、そのような子供の前では、絶対に使ってはいけない言葉がどんどん出てきます。
3.世界が終わるよう態度を取る。そして、その辺のもの(靴とか)に八つ当たりをする。
3.それらが終わると今度は、沈黙の時となるが、頭にきているのが、体全体から、漂ってきている。
子供達が小さい時から、そうなると、私たちは、ほっとくことにしています。
今、見つけたホテルに入ったそうで、明日の朝、修理店に行ってどうするか決めるそうです。
これから、この状態で車を売ったらどうなるか調べてみると言ってました。

本当に一緒に行かなくて良かった。
前にも言いましたが、芥川龍之介氏の言葉に、“運命は、性格によって作られる”と言うのがありました。
主人を見ていると本当にあたっていると思います。

ハブグレのマミー