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退職女のアメリカ便り

オーストラリアンシェパード、ジュンタのマミーのアメリカ、セントルイス生活

#498: 高額医療費

2015-06-05 20:01:49 | アメリカ便り
26歳になったとき、子供は主人の健康保険からはずされます。
6月が誕生日の娘は昨今、保険探しに苦労しています。
保険と言っても8月に学校が始まると、学校がカバーしてくれるので、7月8月の2ヶ月だけ必要です。
先ほど、ようやっと契約したと電話がかかってきました。
2ヶ月で、170ドルだそうです。

こちらでは、日本みたいに1割、3割負担なんて夢のような保険はありません。
個人個人が働いている会社を通すか、自分で健康保険歯科保険を買わなくてはいけません。
こちらの保険はディダクタブルというものがあり、かかった医療費がある一定金額(約200ドル~5000ドル)になるまでは自分で払わなくてはいけなく、その一定金額を過ぎると初めてカバー(約50%~80%)してもらえます。

アメリカは、健康保険や医療費を払うために働いていると言った馬鹿らしいことも起きています。
本当に医療費は異状に高いです。
日本はまだまだいいです。
この医療費の高さは、医者が保険会社に払わなくてはいけない医療ミス保険、患者側が医療関係者を相手にふんだくる賠償金、裁判沙汰になった時に雇わなくてはいけない弁護士費用、医者の高額給与、保険会社ぼろもうけのおかげで起きていると思います。
アメリカ医療社会はめちゃくちゃです。
先日、テレビで面白いニュースを流していました。
あるシングルマザーが2,3歳ぐらいになった自分の子供の高額医療費(保険でカバーされたあと、更に月5000ドルを自分で払わなくてはいけないとのこと)を払う為、ネットで、援助を求めたら、300万ほど集まったそうです。
日本では援助交際と言うのがありますが、こちらは、援助医療費でしょうか。

だから、私はこんな医療社会のアメリカにとどまるか、それとも人口減少でそのうち移民だらけになるかもしれない、そして“沈没”となるかもしれない日本に帰るか迷っています。

今日は胃腸科に行ってきました。
オフィスで話をするだけでした。
検査をしないと何もわからないので、月曜日早速超音波。
8月に胃カメラ、大腸カメラをすることにしました。
我が家系は高血圧、大腸ポリープ、癌の家系なので。
大事に越したことはないですから。

ハブチャン、またまた持ち直してきました。
4日ほど前は、もう1週間ぐらいだと思っていたのですが。
良かったよかった。
薬はアイスクリームで問題なく飲み込むようになりました。

ハブグレジュンタのマミー