退職女のアメリカ便り

オーストラリアンシェパード、ジュンタのマミーのアメリカ、セントルイス生活

#623: まだ主人の会社ではリストラが続いているって。

2016-02-11 22:35:07 | アメリカ便り
今日は半年振りぐらいで、ブルーバードを見ました。
4,5羽まとめてやってきましたよ。
でも2,3分ぐらいいてまたどこかにいってしまった。

ブルーバードというのは長年観察していてわかったのですが、攻撃的で気まぐれな感じ。
以前頻繁に、鳥のえさ箱に綱渡りをしてやってくる、自分たちのからだの2,3倍ぐらいありそうな害リスを空中旋廻して撃墜してくれました。
見ていたら面白かったですよ。

もうそろそろ、隣人グレッグとキャシーの庭にボールドイーグルがやってくる時期でもあります。
朝ごはんを食べにきたグレッグ(不倫じゃないですよ。キャシーも呼んだのだけど、コンピューターの問題で、電話相談が終わらずこれませんでした)に、“調べに行ってくれ”と頼んでおきました。
今年も戻ってきてくれたらいいのだけど。

主人が会社から帰ってくるなり、“今日、首切があった”。
私、“え、まだやってんの”。
てな感じで、首切りが慣れっこになっている夫婦の会話でした。
去年の暮れに世界で2600人解雇と発表してから、更に3週間ほど前に1000人追加。
昔はよく、クリスマス直前に首切りをしていたので、私達は首切りを“クリスマスプレゼント”と呼んでいました。
本当にクリスマスみたいに大小、毎年来ていました。

私は勤め始めて2年目で130人いたグループが、私を入れて5人ほどを除いて消されてしまいました。
会社内での闘争に私達のボスが負けてしまったからです。
私の27年のサラリーマン生活での最初の首切りでした。
この時、会社側は会社専属のガードマンに、首になった人たちを一人ひとり玄関まで送り出させると言う人の道に逸れたことをしたため、残ったものから、顰蹙を買いました。
そのため、この会社側の“ガードマンエスコート追い出し作戦”は失敗に終わり、それ以降行われませんでした。

今日の首切りでは主人のグループは大丈夫でした。
まだ何人首が切られるのかわかりませんが、主人は朝寝をしている私を見て、もうそろそろ首になりたいのでは。

私の経験で言うと、個人がパーフォーマンス(働き)が悪くて首になるということは、私の会社ではほとんどありませんでした。
まず1番の理由は会社の不振が原因です。
その次に首になる要因というか、これしかないというのは、“Bad place, Bad time"でしょう。
プロジェクトの不振でもないのです。
もちろんこの反対の“Good place, Good time"で起こる、ゴールデンチャイルド現象(将来を見込まれた人)というのもおきます。
つまり、時と場所がよかったため、選ばれた人となることもあるのです。
この選ばれた人となるには白人の男でなければなりませんが、たまに味付け程度に女性が選ばれることがあります。

とにかく、主人の会社の首切りまだ続きそうです。





まだしばらくは一人で家ですごしたいと願っているハブグレジュンタのマミー