退職女のアメリカ便り

オーストラリアンシェパード、ジュンタのマミーのアメリカ、セントルイス生活

#963:憲法改正が平和主義放棄?

2018-01-05 19:22:17 | アメリカ便り
いつもの絶対に遅れるシャトルに乗り、ピッツバーグ空港に着きました。
今日はバスの中に同僚がいたためか、運転手はいつものコーヒーにスナックをやらなかった。
シャトル乗り場まで送ってくれた娘は、ありがたいことに帰ってほしくないみたいでした。
まだ必要とされているんですね。
うれしい〜。

今、セントルイスまで約一時間半の飛行機の中です。
またまた酒を飲みながら書いています。
昼間っから酒を飲むなんて、恥というものがなくなった中年のおばさんだからできる特権です。
左隣には“礼拝”なんてちょっと怪しげな本を読んでいる中近東系の30代前半男。
右隣には両膝がばっくり開いているジーンズを履いた、デブの金髪のアメリカンティーンエイジャー。
飛行機が飛び立つやいなや、ハンバーガーにぱくり。
だから太るんだよ。

前回の続きです。

え、うっそー。
憲法改正が平和主義放棄だって?
パックンみたいなハーバード卒業の秀才が、日本のネットを見ないおじさん、おばさん、政策を持たずにただただ自民党政策を反対し続けている前民主党(名前を変えてもやはりバカの集まり民主党)、反日団体のようなことを言うなんて。
そしてそれをテレビ朝日の小松アナウンサーに“偏向報道に繋がることを言わないでください”と突っ込まれるとは。
そして、そして、それに対しパックンは何も言えなかったのです。
ザマーミロ。
でもこれが、一部の人に通っている日本の“憲法改正”なんでしょうね。
パックンでこうなんだから、今まで、国会でいくら安倍首相が説明しても、無駄なんせしょうね。
何処からとも侵入した固定観念に一部は犯されている。

私は以前、裸でいることが一番の防衛だと思っていた。
だから当然、軍隊も原爆も反対だった。
しかし、今ははっきり言える。
他の人がどう思え、それは違うと。

一般の人間は戦争はあらゆるものの破壊にしか繋がらないと知っている。
だから戦争は絶対避けるべきであると言うことも知っている。
殆どの国の政府もそれを知っている。

でもそれを理解しないわずかな数の国がこの世界に存在する。
そしてそれらの国々が脅威なのである。
その国の名はあえて言わなくてもみんな知っていると思うけど、一応パックンのような“うっそー”と思う発言をする知識人もいるので言っておこう。
例えば、国際的に違法と言われた、南シナ海侵略を続けている中国、ロシア人が住んでいるからと言ってクリミアを戦力で奪い取ったロシア、イスラム国、言動侵略を続けている韓国、その他常識が通じない一部のアフリカ、中近東等の国々、そして、超有名な北朝鮮。
これらの国々に対して“裸でいることが一番の防衛だ”、なんて思っている人や国がいたら、それらはバカである。
アメリカのウエスタン時代の、“銃を持たないものを撃つのは卑怯だ”。
なーんて、考えはこれらの国には通じない。
日本の“仁義”も通じない。
“わかってもらえる”も通じない。
標準的人間の考えが通じないのである。

現代は少なくとも防衛のための攻撃が必要なのです。
これらは憲法改正をしなくてもできるから。

憲法改正はもちろん必要ですが、“日本の憲法を改正するためには国会で3分の2の賛成が必要、それから国民投票”なんて、いまだモリカケにカケイが北朝鮮のミサイルよりも重要視されている国会ではこの先何年かかるかわからない。
現代はそんな悠長に“まーまー”なんて言っている時間がないのです。

北朝鮮とアメリカ代表が12月、中国で極秘会議を持った、なんて言われていますが、アメリカ豚と北朝鮮豚がいまだ、“俺の核発射ボタンの方がでかい”なんて言い合っているから、その成果は見えない。

何年か前に障害者施設で二十人近くが1人の気狂いに惨殺されました。
無防備で、一番弱い存在だって人達が無残に殺されたのです。
これと同じことが、地球レベルでおこっているのです。

武装にはキリがありません。
いつまでたっても“大きいことは良いことだ”的考えが通用している世界だと思います。
どこでストップするのかわかりませんが、、、、

長くなってすいません。
ここまで読んでくれてありがとうございます。

無防備でいることが一番の防衛という考えを撤回したハブグレジュンタのマミー