退職女のアメリカ便り

オーストラリアンシェパード、ジュンタのマミーのアメリカ、セントルイス生活

#1355:

2020-02-23 17:30:56 | アメリカ便り

最近の日課はまずヤフージャパンで新規コロナ感染者の情報を得ることで始まります。

そして毎日見るのは、”新たに、、、”ばかりです。

そしてついに、渡航要注意国の一員となってしまった。

アメリカは日本を渡航注意国レベル2に引き上げたそうです。

私が恐れていた、‟アメリカに入国できない”状況となるのもまじかかも。

しかしアメリカももうすでにインフルエンザ感染者が2千4百万人、死亡者1万4千人なんていうひどい数字を出していますが。

コロナウイルス対インフルエンザウイルス、感染者と死亡者で言えばインフルエンザのほうが恐ろしい数字を出していますが。

やはり‟未知”に対する恐怖が数字が表す恐怖より大きいとなるのでしょう。

日本人が開発したRNA依存性RNAポリメラーゼ阻害剤、アビガン、が先日から使われ始めたそうですが効果への期待は大きいです。

アビガンは細胞内でのRNA ウイルス遺伝子の複製を阻止することでウイルスの増殖を防ぐそうで、既存薬に耐性を持ったウイルスが蔓延した場合でも効果が破棄できるそうです。

妊婦が使用した場合は奇形児を生む可能性が高いそうなので、妊婦へのこの薬の使用は禁止だそうです。

この薬は2014年に富士化学が製造販売承認を獲得しましたが、RNAウイルス、インフルエンザ感染の最後の砦的薬として厚生労働大臣の要請を受けて製造を開始するという特別な薬です。

最も今の段階で‟最後の砦”と言われていますが、毎日進歩している科学、この先も新しい薬は見つかるでしょう。

と、私は信じています。

海外からダイヤモンド プリンセス号に対する日本の対応がいろいろ非難されています。

昨晩は例の神戸大学教授、船内でいろいろ支持し始め、混乱を招いたということで2時間もしないで追い出された人、がCBSのニュースに出ていました。

ユーチューブで行ってたのと同じようなことを言っていました。

こういう人の言うことを海外に住む人は(最初の私も入れて)丸呑みするのでしょうが。

後から来てぐちゃぐちゃ文句を言うのは簡単なことです。

アメリカが所有し、イギリスの会社が運営するクルーズ船と言う、日本がまるっきり関与も権利も有していない船の中で、3700人と言う人間を相手にまるっきり新種のウイルス感染の蔓延を防げなかったからと言って日本が文句を言われるのは腹が立ちます。

それだったら、てめーたち(イギリス)がやればよかったんだろ。

きっと日本よりひどいことになっていただろうに。

だから私はクルーズ船で働いていた人達皆さんに、感謝とねぎらいの言葉をかけたいです。

日本のために命を張って働いてくれてありがとう。

先ほど主人がノースキャロライナ介護施設の移ったばかりの両親の所に電話したそうです。

そしてこの両親なんていったと思います。

‟この場所はいやだ。メイン州に行きたい”だって。

メイン州には妹夫婦その子供と孫が住んでいます。

これから改めて介護施設を探さなくてはならないとは。

新しい場所を見つけた時には死んでしまっていた、なんてことになるかも。

91才と93才の長年不健康で通してきた両親ですから。

主人、まだ妹にはその話をしていませんが、妹、頭にくるでしょうね。

主人もだいぶ腹が立っています。

自分たちでは何もしようとしない人たち、部屋に閉じこもってテレビを見るだけの生活、どこにいても同じと思いますが。

メイン州に住む妹たちだって自分たちの生活があるから、同じ州に移ってきたからと言ってどのくらい訪ねてることができるか。

でもメイン州に移ったら主人がこれほどまでしばしば両親を訪問しなくても良くなるかも。

いや、あの妹達だったらそうもいかないだろう。

主人に輪をかけて、機敏性に欠けた、とろい人たちだから。

わたしゃ、知らんこっちゃない。

ハブグレジュンタのマミー