退職女のアメリカ便り

オーストラリアンシェパード、ジュンタのマミーのアメリカ、セントルイス生活

#197: 寒い中、買い物に行きました。

2014-01-06 22:43:35 | アメリカ便り
今朝、起きたら、-21’Cでした。
ハブちゃんとのお散歩の時、外気に曝された部分は非常に痛寒かったです。
でも犬って、むき出しの手足、寒くないのでしょうか?

学校も主人の会社も閉鎖になるというぐらい寒い日に、わが娘、“ショッピングに行こう”だって。
そして、言う事を聞いた私でした。
さすが、この寒さでは道路の雪がぜんぜん融けていませんでした。
そんな道路を、新車を運転して何を買いたいのか知らないけど、娘のショッピングに付き合うのだから、私も本当に忍耐が備わってきたとつくづく思いました。
年を取ったというか、娘(息子)と一緒に何かできるというチャンスを逃したいというのが本音かな。
結局は危険に身と新車を曝して行くほどもないような買い物をして帰ってきました。

話は、ころっと変わって久しぶりにサイエンスの話です。
一ヶ月ほど前に、非常に興味深い記事を読みました。
新しい膵臓癌の検査方法を16歳の子供が開発したというものです。
今までの検査方法というのは、60年前に開発されたもので、信頼性に乏しいものだそうです。
85%以上もの膵臓癌は手遅れの状態で発見される為、生存率が2%以下となっているそうです。
この16歳の子供は、もっと早くに膵臓癌が発見できないかを考えたそうです。
そして、Google と Wikipedia を活用して、膵臓癌に関与する8000種の血中蛋白質のなかから、すべての初期膵臓癌患者の中に現れる膵臓癌に特異的な蛋白質を見つけたのです。
更にすばらしいことは、膵臓癌早期検出の為に、その見つけた蛋白質に対する抗体とカーボンナノチューブをくっつける、という誰も考えそうもないことを考えついたということでしょう。
更にこの原理のすばらしさは、他の癌や病気の検出にも応用できるということです。
この検査方法が確立し、実際に利用できるようになるまで、まだ先の話ですがこのようなことを16歳の子供が考えつくなんてすごいことです。
興味のある人は、ジャック.アンドレイカで検索してみてください。

わが息子、ゲームや映画鑑賞ぐらいにしかインターネットの活用方法を見出していないようですが。
このような有意義な活用方法もあるということに早く気づいて欲しいです。

チョッキ様、コメントありがとう。
今年もよろしく。

ハブグレのマミー

#196: 雪がすごいです。

2014-01-05 19:58:39 | アメリカ便り
昨日の夜中から降り続いている雪が、10センチぐらいになりました。
今、降雪は収まってきましたが、風がすごい。
舞い上がる雪で、あちらこちらで、雪溜まりができています。
温度もだんだん下がってきました。朝は、21’Fだったけど、今は、12’Fになりました。
明日には、-6’Fになるそうです。
隙間風の入る我家は寒いです。

昨晩は、久しぶりに家族そろって日本食を食べに行きました。
お馴染みの友達がやっている、セントルイスで唯一の日本人シェフのレストランです。
もう一つ日本人がやっているレストランがあると聞いたことがありますが、定かではないです。
ここでは、いつも私と息子が刺身の盛り合わせ40ドル分とハマチのお頭を焼いたものを分け合って食べます。
財政を考える主人と娘は、天麩羅うどんとか、カツ丼を食べます。
主人は昨日は始めての釜飯に挑戦して満足そうでした。
昨日の刺身、中トロ、大粒のうにも入って最高でした。

店に入った瞬間、ちょっと異様なものが眼に入ってきました。
なんと、店にアメリカ娘の芸者が3人いたのでした。
顔を真っ白に塗り、髪を結ってあの芸者着物も着ていました。
中身を抜けば、本物でした。
どうして、こんなところに芸者姿のアメリカ人がいるのかなとも思いましたが、ま~、ここは何でもありのアメリカ、いいんでない。
ということにしておきましょう。

外では、相変わらず、鳥達が餌筒(餌箱ではないので)から餌をほおばっています。
すべてが雪に埋まった今日は、自然界には餌がないのでしょうね。
かわいそうなので、2回餌筒を満タンにしてあげました。

鳥が餌を食べているのを見ると、いつも"舌きり雀”の童話を思い出します。
鳥達、いつか私に恩返ししてくれるかな~。

雪まみれのハブちゃん




お馴染みの鳥さんたち




ソングバードのレンです。


コモンフリッカー


ハブグレのマミー


#195: さむー!!!

2014-01-03 22:23:13 | アメリカ便り
アメリカ東半分が2日から寒波に見舞われています。
北東部では、死人も出ています。
もちろん、飛行機はあちらこちらで欠航が出ていて、休暇帰りの人に多大な迷惑をかけているとのこと。
飛行機の遅れ、欠航というのは、休暇の楽しみをいっぺんにぶち壊すことになりますよね。

私たちの経験した最悪の飛行機欠航体験は、10年位前のこと。
家族4人での日本休暇を終え、成田便が遅れてしシカゴに到着し、散々待たされた挙句、乗り換えのセントルイス行きが2日後まで空きがないと言われた時でした。
このようなハプニングが起きると、普段は静かな主人は人が変わります。
ジキルとハイドです。
結局はシカゴの空港で、車をレントして、6時間運転して帰ってきました。
車がテキサスナンバーだったので、途中、ポリスにメキシコからの、ドラッグトラフィキング(麻薬密売運搬)と間違われ、止められたりもしました。

実は、この寒い冬、おまけに寒波が襲っているボストンで、12月31日主人の甥が結婚しました。
本格的寒波が襲ってくる一歩手前だったので、結婚式は無事終わったようですが。
この結婚式、私たちも出るべきだったのですが、主人が"いつ大雪が降ってくるかわからないボストンで、おまけに皆が忙しくしている12月31日にどうして結婚しなくてはいけないのだ"ということになり、出ませんでした。
ちなみにボストンは、冬中寒波に追われているような所です。

これは、本当に常識的に考えてもそうです。
甥が嫁にその話を持ち出すと、泣き出すそうです。
12月31日に結婚することが、嫁の夢だったそうです。
もうちょっとまともな夢をもてなかったのかしらね。
義理の両親と、この二人の将来が見えると無責任なことを言い合っています。

話は飛びましたが、とにかく寒いです。
今朝起きたら10’F(-12’C)でした。
月曜日には-6'F(-21’C)になるそうです。

これは、さすがの札幌っ子の私にも寒いです。
おまけに、雪も6インチほど降るそうです。

ハブちゃんは、隣でぬくぬくとおねんねしています。
早く、遊び相手を見つけてあげないと、ハブちゃんの鬱が悪くなりそうです。



#194: 気持ちを改めて頑張ろう、ま~、来週から。

2014-01-02 16:36:49 | アメリカ便り
どぶ太郎さん心温まるコメントありがとうございます。
身に沁みるおもいです。
年を重ねるに連れ、運命を変えてみせるパワーもなくなってきている感じの昨今ですが、生きている間は、けっぱって行きます。
禮ちゃんとたくさん旅行もしないとだめだし。

昨晩の、雪、天気予報の5インチからずいぶん程遠く、1.5インチ程度でした。

12月に大学卒業して家に帰って来た息子に、雪かきを頼んだら素直に2時間くらいかけてやってくれました。

息子は、母親の私が言うのもなんですが素直で優しい良い子です。
日本人だったら、身内のこと褒め散らすなんて、恥ずかしいことなのですが。
ここはアメリカ、家族身内に関することに対して謙虚さを欠く国、つまり、家族身内のことを褒めちぎる国です。
そんなのたいしたことないじゃない、と思うことでも、すばらしいことのように言いまくるのです。

だからアメリカ37年の私も、息子のことを褒めさせてもらいました。

でも、人に対して優しい分、自分に対しても優しいのが問題です。
結婚したら絶対、女房の尻にひかれるタイプ。
2年間付き合っている、アメリカ人の彼女、結婚を迫っているそうです。
まだ22歳ですよ。

ブロンドで、大学ではポタリー(粘土コネコネして壷なら何やらを作るやつです)専攻で、5月に同じ大学を卒業しました。
言わせてもらえば、母親として、別に息子をのっとられるから悪口を言っているわけではありませんが、粘土コネコネのポタリーをするのにどうして大学で学ばなくては、いけないのかと思います。
なんてったって、決め手は、鼻にピアスがあるのです。
ブロンドに鼻ピアス。
これに刺青をしていたら大変。
嫁にならないことを願って、息子に入れ知恵をしている最中です。
娘曰く、"コーリー(息子の名前)、そこまで馬鹿ではない"とのこと。
そういっている娘も、ボーイフレンドの所に入りびたりなので、なんと思ったらよいのか。
ちなみに、11月に会った時は、そのこ、髪の毛を、真っ黒に染めていました。
息子が、私のブロンド嫌いを言ったせいかしら。

私は、ブロンド女と言うのが好きではありません。
日本の男性は、ブロンドには弱いと聞きますが、こちらの男性も同じです。
だから、ブロンド女性は、ブロンドと言うだけで、特権を持っていると言う考えをしている人が多いと思います。
つまり、ちやほやされるのに慣れているのです。
私の周りにもブロンドはたくさんいますが、大体、85%の人は賢くない。

息子22歳、これから何をするかわかりませんが、結婚なんて考える前にいろんな面で、知識を広めて欲しいです。

ハブグレのマミー

#193: アメリカより、“あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします”。

2014-01-01 23:29:11 | アメリカ便り
芥川龍之介の言った“運命は性格によって作られる”、を正に地で行っている私にとって、性格が運命に負けた波乱万丈の2013年がようやく終わりました。
今年、年女の私には、どのような運命が立ちはだかっているのでしょうか。
馬力は年々確実におとろいてきています。
犬が大好きな私にとって、犬をまた飼おうと思っても、“最後まで面倒を見られるかを考えなければならないんだな~”と思った時、本当に年を取ってきたと感じました。

なんて、先の暗いことはもうやめて。
5月1日から始めた、3日坊主の私のブログ、まだ続いています。
驚きです。
これも、私ごとばかり書いているブログでも、読む人がいてくださるおかげです。
ありがとうございます。
これからも、頑張らずに好き勝手なことを、アメリカから送り続けて行きたいと思います。

私が、ブログを書き始めた一番の理由は、日本の皆さんに普段着のアメリカを教えてあげたいということが第一です。
第2は、日本の友達、知り合い、親戚に、私が毎日、何を思って何をしているか知って欲しかったからです。
これは、すなわち、私という人物を忘れて欲しくないという意味合いも含んでいますが。
第3は、呆け防止もありますが、私自身が、その時、何をして何を思っていたかを知りたかったからです。

でも書くことは楽しいです。
この先、続くと思いますので、よろしくお願いいたします。

昨日、今日と、パーティーが続きました。
自分で料理をしないで、美味しいものが食べれるっていいですね。
特に今日のパーティーは、セントルイス唯一の日本人シェフの自宅でのパーティー。
美味しいものが盛りだくさんでした。

今、雪が深々と降っています。
15センチぐらい降るそうです。
明日からの仕事はじめ大変だろうな~と、退職者の私は、人ごとのように考えています。

では、皆さんにとって良い年になるように!!!

ハブグレのマミー