退職女のアメリカ便り

オーストラリアンシェパード、ジュンタのマミーのアメリカ、セントルイス生活

#647: Happy Birthday to me!!!

2016-03-26 15:01:07 | アメリカ便り
今日は私の誕生日。
62歳となりました。
“時間の経過は非情である”と言う事を、肉体的にも精神的にも日々感じている今日この頃でございます。

なんて年寄りみたいなことを言わず、今朝、ジュンちゃんと8キロ、青空の下、歩いてきましたよ。
帰ってきてから、主人が買ってきてくれたケーキを食べ、ソファでジュンちゃんとお昼ね。
“本当に働かないっていいですね”、を実感しています。
夕方、主人(ほかに誰も遊んでくれないから)とジブリの映画(日本の題名はわかりませんが、“only yesterday”という映画)が来ているのでそれを見に行く予定。
たぶん夕食も外になると思います。

私はこの7年ほどは幸運にも、“今が一番良い”という生活をしてきています。
やはり子供が家から離れたことが一番の要因だと思います。
子供は親にとっては死ぬまで心配の元ですが、一緒に住んでいて心配するのと、離れて心配するのとではやはり、心配の度合いが違うと思います。
私は結構心配性なので一緒に住まなくなっただけでも、大変気が楽になりました。
主人はもともと、いてもいなくても変わりがない人なので。
子供がいると、自分で自分の時間がコントロールできない。
それが、本来の自由人(友達はこれを身勝手と言うけど)である私にはストレスでした。
でも子供はかわいいですよ。
特に私にとっては不妊治療やら何やらをやって35歳と37歳でようやくできた子供なので。

芥川龍之介が“運命は性格によって作られる”とか書いていましたが、私はこの言葉をまさに地で行っています。
この性格があったから今までもこれからも楽しく生きていけると思います。
この性格、アル中だった父親の極楽トンボ的性格、ヴォランティアー精神満載の母親から譲り受けたものと、そこのところだけは大いに感謝しています。

人生、性格や見方によって楽しいものにも苦しいものにもある程度できると思います。
いや~そんなことない、運にもよるよ。
なんて思っている方に一言、“性格が運を引き出すのです”。

では、これからもきっと楽しい人生を送っていくと確信しています。

ハブグレジュンタのマミー





#646: 今日はジュンちゃんとトレイルウオークとアルパカ見学に行ってきました。

2016-03-25 19:14:22 | アメリカ便り
早朝は曇っていましたが時間がたつにつれ晴天となってきたので、ジュン(潤と書きます)ちゃんとお散歩兼アルパカ(ラマかな?)見学。
久しぶりで面会したアルパカたちは元気で晴天の下、草を食べていました。

“アメリカ人の仕事ぶり”の続きは次回にします。

このアルパカ牧場には10頭ぐらいのアルパカ・ラマがいます。
ある日突然、我が家から5分ぐらいのところにできました。









晴天の下のマルメロ、取り直しました。



ジュンちゃん





散歩の途中でパチリです。





ライムキルム。
1800年代にある金持ちが豊富にあったライムストーンをこのキルムで焼き(800’F)、パウダー状にしてライムストーンブロックを作って家を建てたそうです。
このキルムは高さが12,2メーターもあります。


おなじみのカージナルス





#645: アメリカ人の仕事ぶり。

2016-03-24 22:00:17 | アメリカ便り
“アメリカ人は必要以上には働かない”と昨日のブログで書きましたが、このコメントはちょっと過大評価気味なので、今日はアメリカ人の仕事ぶりについてちょっと。
でもこれもいつもどおりの偏っているかもしれない、独断的な私的感覚、40年弱のアメリカ生活、日本人の仕事ぶりを頭に入れて書きたいと思います。

はっきり言ってアメリカ人は“必要”にも満たない仕事をする人が多いと思います。
アメリカに一歩、足を踏み入れると私の言っていることが体験できると思います。
私が一番感じることは機敏性がないこと、だからすべてに時間がかかる。

私が日本から帰ってくるときにいつも使う、シカゴのオヘア空港の税関。
入国する時間にもよりますが、ほとんどの場合が長長打の列。
税関の窓口って30近くあると思うのですが、実際にあいているのは6箇所ぐらいなんてときがほとんど。
指示を出している人も2,3人。
“長打の列を何とかしよう”なんて考える人は誰もいない。
税関の窓口の反対側で、とろとろ歩いている税関監察官を見ると蹴飛ばしたくなります。
ブラックリストに名前がのるかもしれないという恐怖心から、文句を言う人は誰もいない。
ちなみに、この税関で大切なことは、インド人系(パキスタン、バングラディッシュとか)、中近東人の後ろにはつかない。。
この人達、税関で時間がかかります。
でも最近ようやく地獄的税関通貨がは々ましになった気がします。

税関を通過した後、私の場合は国内線に乗り換えなければなりませんが、この飛行機の中でも日本の航空会社との違いにまじまじと接します。

普段の暮らしでもサービス業なんてどっちがサービスしているのだかわからない感じ。
デパートとかで買い物をしても、日本だったら店員を探さなくても、あちこちに立っていて客に気配りをしていてくれるけど、こちらでは客があちらこちら動き回って、店員を探さなくてはいけない。
目と目が合っても無視されるので、実際に店員のほうに行って意思表示をしなければならないのです。
サンキューを言わない店員なんて珍しくもない。
これでも私が来た40年ほど前から比べると、サービス業というかデパートの店員の態度は格段によくなったと思いますよ。

と書いたところで、続きは次回にします。
長くなると嫌われるので。

これは近所の庭にあったもので、クインスとか言うそうで、辞書で調べるとマルメロだそうです。






蜂がたくさん集まっていました。サービスベリーではないかと思います。


モーニングダヴ。いつも夫婦一緒にいます。


ハブグレジュンタのマミー


#644: 正規雇用と非正規雇用、アメリカ版

2016-03-23 22:56:54 | アメリカ便り
メリカにおける正規雇用と非正規雇用について、質問が来たので私的感覚でお答えしたいと思います。
日本と同様、派遣会社を通しての非正規と、個々の会社が直接非正規として雇用する場合があると思います。

私自身、非正規雇用をしたことがありませんが、私の会社(製薬会社の研究所)では非正規は10%もいなかったと思います。
この非正規の人達(コントラクト)は、サイエンス系の派遣会社に雇われていて、そこから給料が支給され、健康保険などもカヴァーしてもらっています。
だから、私の会社の立場から見れば非正規ですが、派遣会社から見れば正規なのです。
コントラクトの人たちは、わが社に正規に雇われることを望む人も多かったですが、大学出たばかりで、何をしたらいいかわからないから、経験をつむため、働く人も多かったです。
私達正規が非正規を差別の目で見るということはまるっきりなかったです。
でも私達の職場は研究所という特殊な職場だったので一般的会社で起きるような問題は起きなかったのかもしれません。

個々の会社で直接非正規として雇われるケースでは、マクドナルドとかサービス業が多いと思います。
この場合は、日本と大して変わりがないと思いますが、日本みたいに過剰労働とかをかすブラック企業なんてことは聞いたことがありません。
というのは、やはり、日本みたいなサービスがアメリカではありえないうえ、正規でもたいした働かないのに、非正規だとなおさら働かないということが雇用側でもわかっているからでしょう。
つまり、職場側も過剰労働を正規にも非正規にも期待できないのが、アメリカの雇用状況だと思います。
日本は職場側が正規非正規に対して過剰労働を期待できるような環境であることが問題だと思います。
これは日本人の本質である“まじめさ”を逆手に取った考えからきていると思います。
だから、雇用される人達が日本人本来のまじめさを失い、グローバルな労働精神(つまり、必要以上は働かない)を身につけたらブラック企業やら、過剰労働なんていずれはなくなるのでは、アメリカみたいに。

ブラック企業やら、過剰労働は日本人のまじめさを利用したシステムだと思います。
だから、それらをなくすにはやはり、非正規正規にかかわらず、要求をはっきり伝えることからはじめなくてはいけないと思います。
第3者の私が言うのもなんですが、どこかではじめなくてはいけないのでは。
もう長らく問題になってきていることだし。
ご質問の答えになったかどうかわかりませんが。



ハブグレジュンタのマミー



#643: ベルギー空港襲撃、息子の誕生日

2016-03-22 23:01:04 | アメリカ便り
今朝おきて、いつものとおりアルジャジーラにチャンネルを合わせると、速報が出ていました。
ベルギーの空港、地下鉄でイスラム国のテロがあったと。
死者、負傷者の数がどれくらいになるかわからないとのこと。

本当にどうしてこんな世の中になったのでしょう。
映画のようなシーンが、平然と現実で起きるようになってきた。
昔、異常気象と社会現象の異常性が比例していると聞いたことがある。
すべてが異常になってきた昨今です。

パリで起きたアタックにしても東北災害にしても人間、常に死と背中合わせで生きていると強く感じざるを得ない世の中になってきました。
普通に生きている人が、たまたまその時間にその場所にいたというだけで死んでしまう。

昨日は息子の誕生日。
4分の1世紀生きてきました。
レストラン“ノブ”でガールフレンドも交えて夕食。
相変わらずサッカーに明け暮れている感じの生活を送っているようです。
仕事はフルタイムで派遣さんをやっていますが、この先どうなるやら。
先を考えないで今を暮らしている息子は、正に冬のキリギリスでしょう。
いろいろ聞いてもゴリラ的な会話(あ、う、)しか帰ってこないのでほっとくことにしています。

歯のクリーニングに行ってきました。
やはり、60歳を過ぎて2年近くクリーニングしていなかったことがちゃんと出ていました。
残り少ない歯、これからはちゃんと半年に一回行くことにします。

今日は短く。

ハブグレジュンタのマミー