退職女のアメリカ便り

オーストラリアンシェパード、ジュンタのマミーのアメリカ、セントルイス生活

#642: バードアウルに遭遇した!!!とアメリカ歯治療費事情

2016-03-21 20:59:26 | アメリカ便り
この家に住み始めて31年ですが、初めてバードアウルを近くに見ることができました。
はるか遠くに見ることはありましたが、ここまで近くで見たのはなかったです。
朝いつものジュンちゃんとのお散歩の途中のことで、カメラを持っていなかったのです。
待っていてくれることを期待して、家まで戻ってカメラを取ってくるとまだいたのです。
3枚とったところで、大きな羽を広げて林の奥深く飛んでいきました。

明日は2年ぶりの歯のクリーニング。
本当は年に2回と言うことになっているのですが、私はクリーニングをすると歯が“スカスカ”した感じがするので年に1回ぐらいしかしいかないようにしています。
今回は2年行っていませんでした。
私の歯は大そうお金がかかっています。
遺伝もあるのでしょうが、小さいときからの歯の衛生面の欠如から来ていると思います。
ブリッジ2箇所、インプラント、クラウンやら何やらと一見“きれいな歯をしているね”と言われるのですが、その奥底には悲惨な歯が隠れているのです。
この15年ほどはたいした治療もしていないし、必要ともしていないようです。。
もし何かがあったら後はインプラントしかないでしょうね。
“どうせ、インプラントしかないのなら、どうにでもなれ”と言う開き直った考えでいます。
でも毎日、寝る前の歯磨きには5分間ぐらいかけています。
もちろんテレビを見ながら。

ここでアメリカの歯の治療費事情を少しお教えいたします。
でも15年前の値段です(1ドル=100円)
クラウン一本(ポーセランと言って金属のかぶせではありません):12万円ぐらい
インプラント1本(前歯):ねじを入れるのに25万円+クラウン12万円ぐらい
抜歯:7万円ぐらい
歯の一般的なクリーニング:3万円ぐらい
虫歯治療3万円以上

子供の将来の歯の行方を決めるのは母親にかかっています。
このような高額を子供にかせないためにも、子供の歯の健康には気をつけましょう。
おまけにこちらでは歯の矯正なんてことも考えなくてはいけません。
日本みたいに、“八重歯はかわいらしい”なんてことには絶対なりません。
“歯並びで家庭環境がわかる”のです。

バードアウルです。首が180度近く回っているのがわかります。




おまけ


ハブグレジュンタのマミー

#641: 大腸癌ウオークのボランティアーからグローバルの話になりました。

2016-03-19 21:39:53 | アメリカ便り
今朝は寒かった。
先週80度なんて時もあったのに、今朝6時では35度(’F)でした。
アリッサが迎えに来て6:45分出発。
道に迷いながら(アリッサと馴染みのないところに行く時はいつものことです)、会場に着いたのは7時半ぐらい。
8時15分ぐらいまで会場内をぶらぶらして、コースのバリケード立てのため、コースへ。
私は駐車場の入り口にバリケードを立てそこで3時間見張り。
寒かった。
おまけに会報に使う写真も頼まれました。
バリケードの見張りに写真とり、そして応援と3役を3時間おまけに35度と寒い中。
バリケードを立てていた時、黒人のパークレンジャーが“お前何やってんだ、こんなところバリケード立てるなんて聞いてない”と喧嘩(?)を売ってきた。
“これから、レースが始まるからバリケードが必要なんだ”というと、それでも“俺は知らない”とかいちゃもんをつけてくる。
バリケードなしで、どうやってレースをやるんだと口には出さず、バリケードを立てていると、ほかのパークレンジャーがやってきて、その黒人パークレンジャーに話をつけてくれました。
“ば~か”。
ちなみに、この“ば~か”、この場合、英語では“イディオット”が適切でしょう。

もう40年近くアメリカに住んでいるのでわかるのです、こういう黒人に対してはどのように接すべきかを。
とにかく、外人を相手にしている時は、“なめられてはだめ”です。
弱みを見せてもだめです。
特に黒人(アメリカ人とはいいません)は“相手が弱い”と判断すると、“つけ込んでくる”のです。
韓国人中国人もそうだな~。
日本人特有の、ま~ま~、ニヤニヤ、もじもじもぜったいやったらだめです。
はっきり言うのです。

日本政府も慰安婦問題が始まった時に、世界に向けてはっきりした態度を見せていたら、これだけこんがらかりはしなかったと思いますよ。
言わなくても分かって貰える”なんてことは日本だけで通用することなんだから。

グローバル化もいいけど、まず相手を知ることから初めてほしいですね。

大腸癌ウオークで撮った写真をどうぞ。

会場の入り口は腫瘍がいくつもできた大腸でした。


出発前


レース。みんなゆっくり和やかに歩いていました。






会場はミューニと呼ばれる屋外シアターの駐車場




寒かった。
ハブグレジュンタのマミー




#640: 卒業式シーズンになると。

2016-03-18 21:40:50 | アメリカ便り
締め切りに追われてする仕事がないということは、本当にリラックス一杯。
今日は久しぶりにやや寒めの日でした。

明日は隣人アリッサのボランティアーのお手伝い。
アリッサは7年ほど前に大腸がんに罹り、完治しましたが、癌関係のいろいろなボランティアーをしています。
おかげで、私も時々お手伝いにかり出されています。
明日は翻訳もないので、早朝からお手伝い。
癌治療のための研究費を集めるためのウオークです。
といっても私とアリッサは歩いている人たちのサポート役です。

ところで、このボランティアー関係でも、組織がいろいろぐちゃぐちゃしているそうです。
同じ大腸癌サポート組織でもアメリカ全体、ミズーリ州、セントルイス市とかよくわかりませんが、別々の組織があるそうでお互い目的は同じなのですが、ぜんぜんまとまっていないそうです。
そしてどちらかが吸収したとかされたとか。
営利目的の個人会社となんら代わりがないです。

さて今日のお題です。
何だと思います。
国旗掲揚、国家斉唱です。
毎年毎年くだらないですね。
日本人が日本に住んでいて国旗掲揚、国家斉唱してはだめ、なんていったい誰が言い始めたことなんでしょう。か。

どうしてこうなったんでしょうか。
これも平和ボケなんでしょうか。
国という組織に守られて、平和に暮らしていることに慣れきっている、当たり前に思っているからでしょうか。
暇なんでしょうか。
言うじゃないですか、暇すぎると余計なことを考えてしまうと。
これ以上くだらないので、言うことなし。

お散歩時の写真













隣でジュンちゃんが大また開いていびきをかいて寝ています。

#639: 今日はセントパトリックスデイです。

2016-03-17 22:13:09 | アメリカ便り
今日3月17日はセントパトリックスデイと言って、アイルランドにキリスト教を広めた、パトリックの命日です。
毎年お祝いされるのですが、なんといってもセントパトリックスデイと言えば、ずばり、“グリーン”。
酒場ではグリーンのビールを出すところもあります。
そしてどういうわけか、コーンビーフ+キャベツ+ポテトと言う定番の食べ物もあります。

我が家も毎年この日はこの定番料理で行きます。
週に1度我が家でご飯を食べるように義務化させられている息子もやってきました。

コーンビーフと言うのは、たぶん日本人好みだと思います。
1年間分の塩分がいっぺんに取れそうなぐらいしょっぱいく味付けされ真空パックで売られている牛肉を、最初にお湯の中でパックに一緒についてきた調味料とぐつぐつ2時間ほど煮ます。
それからオーブンでまたまた1時間ほどこんがりと焼くのです。
後はスライスして、さっきの肉をゆでた汁の中で煮た芋とキャベツをつけて出来上がり。
日本料理と違って、手間隙がぜんぜんかかっていない、大雑把でしょっぱいだけのセントパトリックの定番料理の出来上がりです。
今日はグリーンビールではなくて、札幌ビールと一緒に食べました。

これは1年に1回食べればいいでしょう。
マクドナルドと同じ。
まずさを忘れたころにまた食べればいいと言った感じ。
と言っても日本のマクドナルドはおいしいですが。

まだ、地獄の2週間の疲れが残っているので今日はこの辺で。
近所の写真をどうぞ。



我が家の隙間だらけのもくれん


100年ぐらい前に立てられた馬小屋。








ハブグレジュンタのマミー




#634:生きてましたよ。翻訳者から一言。

2016-03-16 21:09:12 | アメリカ便り
お久しぶりです。
2週間、2食自分で作って我が家での缶詰、昨晩11時ようやく終わりました。
辛い後悔の、そして終わりがないような2週間でしたが、終わりがありました。
すべて始まリがあったら、終わりがあるのです。

翻訳者として一言“もうこんな仕事二度とするか”です。

翻訳の質というのは、もちろん翻訳者の能力とセンスにかかっていますが、日本語の原文の質にもよるのです。
翻訳というのは、そもそも原文をそのまま翻訳をするということはないのです。
内容を変えずに(これが一番大切です)いかに自然に英語に“変換”できるかが翻訳の出来具合を決めるのです。
この変換技術が翻訳者の能力といっても良いと思います。

今回の翻訳のバイオ系のスライド、それほど変換能力を必要としないものでしたが、これはコンピューター操作能力を必要とするものでした。

日本語の原文を今までたくさん見て来ましたが、ほとんどが“一癖も二癖もある”ものです。
つまり、翻訳者泣かせ。
私の想像力をたくさん使って、“きっとこの人はこういうことを言いたいのだ”と頭をひねる。
日本語というのはそもそも、頭が良い人たちの間で使われる言葉だと思います。
男、女の違いを文章から判断する。
主語、目的語、なんか1節ごとにつけなくても“判ってもらえる”。
“判ってもらえる”という良き日本文化が、克明に反映されているのが、日本語なのです。
そういう考えで書かれた日本語を頭の悪い人たちの間(失礼)で話されている英語に換えるというのは大変なのです。

良い翻訳文を期待している人たちは、まず良い日本語の文章を書くようにしてほしいです。
私はサイエンスしかしませんが、間違ったら大変なことになるので、余計な形容詞をたくさんつけずに、主語、目的語をしっかり定めた日本語を書いてほしいですが。
無理な希望でしょう。
私の翻訳能力をあげるように努力したほうがいいでしょう。

お散歩でとった写真です。
ここ1週間暖かい日が続いているので、あちらこちらで、花が“ぱっぱ”と威勢よく咲きまくっています。

トイフォトのセティングで










ハブグレジュンタのマミー