ニセコに行ってきた。
羊蹄山(蝦夷富士)、昆布岳、そしてニセコアンヌプリと三方を山に囲まれた丘陵地帯。ここにシベリア寒気団が吹き込み、圧倒的な量と良質な雪を降らせるニセコ。
ここは雪解けが終わっていない。
民家の庭にはまだ雪が残る。
満開な桜を楽しませてくれた札幌の趣とは別世界。
「NISEKO PIZZA」で食事。(ニセコヒラフ)
ニセコではなかなか有名なピザ屋(レストラン)さんとか。
オーナーはイタリア人(イタリアとルーマニアのハーフ)、奥様は日本人のケーコさん。
階段を降り、地下一階の店内は吹き抜けになっておりとっても開放的な雰囲気。
日本人スタッフはふたり、あとは異国の方ばかりで会話は英語。やや照明を落とし、心地よい音楽が流れ、広いカウンターの背面にはお酒がずらりと並んでいる。パブバーだね。
昼の訪問だが、店内は夜の趣き。
マルゲリータには・・・・やっぱり・・・・
まずはワインを頂き、
ちょっと軽くつまめる物をとメニューを注文したら、外国人スタッフはワインメニューを持ってきた。
う~~~これでもいいんだけど・・・・
日本人スタッフがやってきて、改めて注文。
サラミを薄くスライスして揚げた「サラチップ」
だいぶしょっぱい・・・だけど・・・手が伸びる(食べ過ぎ注意)
これには・・・ビールかな。
カウンターには世界のビールサーバーが並んでいる。
う~~ハイネゲンを注文。
いい泡立ち。美味しい!
忙しかったお昼を過ぎ、カウンターに入ったイケメンイアタリア人オーナーに、
“イアタリア人男性って素敵な女性を見るとすぐ声を掛けるってほんと?”
ちょっと口ごもっている?
横に居る日本人女性を指差し、“奥さん”。
その奥様、“大丈夫、全部知っているから。”と笑っている。
結婚11年、子供さんは3人、仕事が忙しく子供とゆっくり過ごせなくてと話す。
多忙な日々、素敵な女性に声を掛ける事が少なくなったような・・・・
“サラチップは私が考案したんですよ。”
“美味しいけど、お酒がすすんじゃう。”
“どんどん飲んでください。ビール美味しいでしょ!”
・・・・・・確かに・・・
“ギネスを・・”
ピザ、パスタ、ステーキなどなど、もう少し若ければガンガンいっただろうが、なにせ60を超えると、それらは少々でけっこうって感じ。
この時期は昼の営業をしており日本人客の来訪もあるが、冬になると日本人は一割ほどで、スタッフも日本人はいないとの事。
冬のニセコで雪を楽しむ横浜の長女一家。
楽しむ場所がひとつ増えた。
ジーコ、ケーコさん、ごちそう様。