10日ぶりの夜勤、なんか変わったことはあったかなあ・・・・
介護記録を読む。
夜間頻回にトイレ通いと“おなか空いた、何か頂戴”とリビング通いをする○○さん、う~~変わってないな~
夜間、時に元気になる○○さん、う~~変わってないな~
19時半、9人すべての方が部屋に戻られ、すでに休まれている方も。
遅番スタッフは帰宅、一人夜勤の始まりだ。
カタカタ、早速杖の音をさせながらリビングにやってきた。
“おなか空いた、何か頂戴”
○○さんが残された夕飯のおかずをお出しする。
完食。
カタカタと戻っていく。
と、“何すんの!”と○○さんの大きな声が聞こえてくる。
もう一人の夜遊び好きな○○さんと遭遇したのだった。
さっきまで寝ていたんだけど・・・・
それからお二人だけの長い夜が始まった。
おひとりは眠剤を飲んだ後も寝る事はなく10分~30分間隔でトイレに通い、、
もうひとかたは寝たかな~と思いきや、昼にはあまり見せないスタスタと軽やかな足取りで部屋から出て、“誰だ~!”各部屋のドアを蹴り始める。
最近は他の入居者の方々はよく知れたもので内鍵を掛け休まれている。
傍観する。
今度は床に座り、見えない何かを拾い始めている。
今度は床に仰向けに寝ている。
今度は股に手を当て、大事な代物を出そうとしている。
こりゃまずい。
トイレにご案内。
ソファーに横になり寝たフリをしていると、ツンツン突っついてくる。
“部屋に行こう”
“は~い”
部屋にご一緒し、側に寄り添う。
す~す~
寝息が聞こえてくる。
そ~っと部屋を出る。
もう大丈夫かな・・・
30分も経たないうちに、スタスタ。
3時が過ぎ、4時が過ぎ、夏だったら夜が明けてるなあ~っと思いながら、5時を迎える。
ぼつぼつ他の方が起き始め、
いつの間に空が白ばんでいる。
夜勤明け、いつもならカラオケにレッツゴー!なはずが・・・
車中、あくび連発。
真っ直ぐ自宅に戻り、4時近くまで寝てしまったのだった。
久しぶりの夜勤、
なかなかのお出迎えだった・・・・・
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます