平
2021-12-20 | 雑念
研修の振り返り
「平常心を保つ」トレーニング
これが僕の研修の目標。
ファシリテータートレーニングには色んな方法があるが、別の分野のトレーニング方法に素晴らしいお手本が沢山ある。
今回はオーディブルのお気に入りのシステマの本「人生は楽しいかい」の中の平常心の話が心に響いて、それを研修中に試してみる事に。
話をする事は好きなのだが、学問的なことが始まった時に異様に気分が悪くなった。
脳にアプローチすること、脳に訴えかける学び方に拒否感がある自分に気づいた。
そして理論的で知識の鬼達がそういうスキルやノウハウ、目に見える成果をひけらかして気持ちよくなっているように見えた。
そして悩みを抱える子羊達を圧倒的な説得力と語彙力で導いていく。まるでそれが正義のように。
そういう中、僕が平常心を保ちながら子羊達が望む目標を整理して言語化し、中にある本当の望みを明確にしてあげたいという動きができたと思う。
しかし知識の鬼達はその弱き悩める者たちの隙間に知識を詰め込んだ。ただの東大を目指す学習塾のように。
だから最後の1時間。
「何がしたい?」の問いに
「遊びたい」と答えたのだと思う。
こうして今回の研修会は僕の心も頭も掻き回してきた。
中には「ただの癒し」が目的の人もいる。
僕の心は掻き乱された。
「平常心」なんて全くなかったのかもしれない。
自分の中にある「研修会とはこうあるべき」がある事にかなりショックがあった。
平常心の難しさ
普段の自分でいること
それらがいかに難しい事なのか。
そして今回の研修での自分はどんな態度で臨めば平常心でいられたのか?
もう少し考えたい。
そしていつかその答えが何かとつながることがあるかもしれない。
その時まで。

雲豹(うんぴょう) Clouded leopard
#雲のようなヒョウ柄
#香港スターのような名前
#それはユンピョウ