
帰国の日、僕はホテルのチェックインを済ませた。コーヒー飲み放題だったロビーで最後のコーヒーを啜る。
フロントの陽気なハワイアン受付は笑顔でクレカを切り、陽気に税金やリゾート料金を分捕った。意味がわからないお金だったが、それが普通なのだろう。
気づくと入国時に往復で購入していたシャトルがやってきて乗り込んだ。今度は不機嫌な女性のハワイアン。日本人嫌い、みたいな態度で荷物を荷台に乗せて乗り込め!とジェスチャーをする。
ハイウェイ1、表記は"H1"でグングン飛ばす。荒い運転に「チップ払いたくない」と思うが、前の老夫婦が手に数ドル持っているので、真似をして渡すことにした。
正直チップは嫌だ。
そんな気持ちを顔で表現してみた。
気持ちが楽になった。

空港についてハワイを離れるのを名残惜しく記念写真。地面のタイルに描かれたオワフ島の地図の上を歩く。ホノルルからワイキキ、そしてノースショアやキャンプアードマン。カハラホテルやKCCファーマーズマーケット、ワイケレのアウトレット、行動範囲は狭いが楽しんだ。
思わず記念写真。

財布にドルが50くらい余っていた。ホテルの「変なお金」を現金で払おうと思っていたから財布に入れていたがクレカから分捕られたので、財布に残った。
そこで昼飯を訳のわからないものにしてみた。sushiを頼んだ。日本の寿司をチェンジした得体の知れないソースがかかっている。それと5ドルほどのお茶のペットボトル。そしてもう高すぎるサラダ。全部空港価格だからお互いが50ドルを使い切るためにマイケルジャクソン並みに注文した。
…( *`ω´)
不味い…
日本をバカにしてる。
日本に帰りたいと強く思った。

乗る飛行機はアレだ。
日差しがサヨナラをしてくる。
夏の日差しが強く印象付けようと更に強く目にしみる。
そして小さなお土産を買って、余った数ドルをスタバで過ごそうと並ぶ。名前を聞かれ「ホクト」と言ったのに、カップに"Okuto"と書かれ呼ばれた。ディズニーでETにも呼ばれたことないのに。
変なの

また割高なm&msを頬張る。
そして無事に飛行機に乗り込んだ。ここから7,8時間座ってエコノミー。映画を観まくってやる。
なぜかダビンチコード(古)、チャッピー(好き)、マイノリティ・リポート(いつものシーンで少し泣いた)、アウトロー(途中で日本についた(^^;、
機内食が出た。
不味いsushiを食べたばかりの満腹に覆いかぶさるように日本食。さすがJAL。うまい。

満腹だけど食べきった。するとデザートが配られてきた。別腹に収納する必要がある。

ハワイが笑いながら見送ってきた。