ホクトマンのアドブログ

アドベンチャープログラムを愛するすべての人と、そうでもないすべての人へ。ひとりごと、今思うこと、泣き言、楽しか

○○市教育委員会

2005-11-29 | 雑念
先日の不登校の児童とスタッフ達との冒険教育

午前中は合同、午後は二つのチームにわかれた
子供達は元気のある子やおとなしそうな子
集中力がない子など様々
小学3年~中学3年くらいまでいる

午後から何しようと考えるに
お気に入りの「サムライ」や「ジップザップ」をすることに
いつのまにかこれらのゲームの説明が湯水のように湧き出ている自分に気づく
これらのゲームの子どもからの興味も半端じゃない
しかし説明の仕方で食いつきは異なると思う

わたしのサムライの導入は次のよう

「侍をご存じですか?腰に刀を携えてます(と、言って豚のぬいぐるみ指さす)
皆さんは丸腰です。侍が刀を抜いたら構えてください。遅い~。(もう一度腰に。抜く!!)侍はドリャーといって斬りかかります。上か下かを斬ると皆さんはしゃがむかジャンプでよけてください。」

ポイント
① 刀が豚のぬいぐるみ(脚を持つこと・頭を持つと手が切れる)(ジップザップに行きやすい
② 声を出している間だけ斬ることが出来る
③ ポイント(自分の家)を使うと次の「勇者の印」に行きやすい

ジップザップ

「この世の中にはジップ星人というのがいることをご存じですか?その宇宙人はジップ銃(豚のぬいぐるみ)で仲間を増やします。ジップ!!と言って(豚のぬいぐるみを誰かに向ける)撃たれた人はしゃがみます(これをまず連射・練習)ただこの弾は不思議な弾。撃った人の頭上でふわふわしていまから撃たれた両隣の人がザップ!!と言って手を合わせると打ち消されます。間違えるとジップ星人(鬼・真ん中の人・ジップという人)になります」
「しゃがむのが遅れるとこうなります(両手で自分のほっぺをはさんでおもしろ顔を)(たいていよろこびます)」

これらのゲームはどの年代でも楽しめるよね

すごいわ









中学生女子バレー部

2005-11-21 | 雑念
去年もバレー部をつれてこられた先生
リクエストがありました「目・耳・口」をしてほしいとの

「指示をすること」の気づきが「ねらい」らしい
他にも声を出すことの大切さを学ぶアクティビティはたくさんあるが
先生のお気に入りらしい

ふりかえり中ホクトマンファシリテーターに問いかけられたグループが
悩んだり、考えたりしているための沈黙

大切な時間を経験しているなぁと子供達から自主的に話すことをファシリテーターホクトマンは待っている時間

案の定、先生が口を出す「今、点が入ったぞ!」「キャプテンどうするんや?」
つまり沈黙が駄目な時間だと先生は言っている
しかもキャプテンにプレッシャーをかける
・・・悪循環・・・

やはり押しつけの指導法になっている
自分は正しくて生徒はまだ未熟と思いこむ

部活動なのだから時間はたっぷりある
授業とは違う、子供達の考える時間にしてあげてほしい

結局ハイエレメントまでやったが最後の「パンパープランク」で先生の一言

「空中ブランコに捉まった全員にプレゼントじゃー!!!」

あ~あ、それじゃあ何かエサを与えないと動かない人間になっちゃうよ~

自発的・自立ということの大切さは次世代に伝わっていくのであろうか?
いや我々ファシリテーターたちが伝えなくてなんとする!!!

いざ立ち向かわん!困難な壁よ!!

後半は?

2005-11-18 | 雑念
前半がストーミングしたので
その日疲れてバタンQ
次の日は構えていたからか意外に良い感じ
全体としては
座って出来るゲームと動き回るアクティビティのバランス
が良かった
座ゲーム(タケノコニョッキとチクタクボンボン)
動ゲーム(ジップザップ・トゥータグ・サムライなど)

進化論も久しぶりに試みたが好評

最後トラストに不安もあったがエレメントの割り当てが無かったため決行
楽しんだようだし集中も出来ていた

前半後半の全体は「あまえんぼうが多い」「自分の思い通りにならないと泣き出す」「先生が喜ぶような協力やチームワークという言葉を知っているが体験していないため実感がない」

グループワークを学校など定期的に行ってほしいと感じた
理解力はあるのだから・・・

自然学校での冒険教育

2005-11-17 | 雑念
200人近い小学校
5クラスを半分に分け、1日目に前半。2日目に後半の子供が体験

前半組(1日目)
アイスブレイク
 ワープスピード
 ジップザップ
 サムライ

あたりまでは最高に楽しかった
ただグループ活動に慣れていない子供達
みんなで1つのゴールを目指すイニシアティブ

 ヘリウムフープ

でアイデアを出した女の子に
否定するような意見(男の子)

女の子は泣き、男の子はすねだした

さあファシリテーターの声かけ次第でグループが左右される場面
こう問いかけた

  F「いやな気持ちになっている子がいるよ。どうしてか聴いてみよう」
女の子「意見を言ったのに違うって言われた。。。」
  F「それがいやな気持ちになったんやなあ。じゃあ言った子に聴いてみよう」

すると言った方の男の子も泣き出した

男の子「じゃあ。俺がなんか言ったらすぐ泣くから何も言えなくなる。。。」

確かに正しい
ここでFはグループに任せるという時間を与えた(俺
F「他の子たちもどうしたらいいか考えてみよう」

少し時間を取ったが黙ったまま・・・
ここで動き出すのを待つ方法もあるが
F「次のアクティビティにいくという選択もあるよ」と紹介

結局次のエレメント「ホールインワン」で泣いていた女の子は復活し
すねていた男の子は時間がかかったが、Fの「みんなが参加したら始めるよ」という言葉で子供がひっぱってきた
その後は復活した

今回感じたことはカール・ロンキの「まずはFUN」である
学びは後から。

後半はまた後日

たけしの教育白書を観ましたか?

2005-11-14 | 雑念
一番印象に残ったのは

「先生のいない学校」

その学校は4才~19才のこどもが学校に5時間いれば
高校卒業資格を得られる学校

学校内の問題は自分たちで解決し
興味が湧けばスタッフに相談し、講師を呼んで学ぶ
生徒が生徒に教える
教えていた生徒が別の興味が湧けば別の生徒が教えてあげる

目的は自発性
危険はあるが38年も歴史があるらしい