中学生と散歩
授業の講師に行っている。
学校側のリクエストもあって、
『ホクトマンの部屋』をやってみた。
その『部屋』とは、
決して体罰の部屋ではなく、
「大人と話す時間」をプログラム中に行うというものだ。
その意図もタイミングや対象によって色々バリエーションが作り出せることが分かってきた。
今回は「羽を広げること」が目的だった。
それは始まって1分で成功した。
目の前でホッと息をつく中学生を見た時に、僕は自然と笑顔になっていたと思う。
僕は確かに講師として授業に来ているが、
話をするとホッと息をつける大人としての関係ができていたのかと思うと自分の存在価値を感じられた。
最後の15分くらいに彼女はボソッと、
「ホクトマンとだったから、この時間になった」とつぶやいてくれた。
涙が出そうなくらい嬉しくて、
今ブログを書いている時に涙が出た。
もっと感謝を伝えたかった。
君が思っているより喜んでいるよ。
ありがとうね。