千葉
2020-06-09 | 雑念
千葉にいる。
土地を耕して拠点を作っている人がいる。
彼を訪ねて車で訪れた。
海、そして小屋。
何もない贅沢に仲間が集まっていた。
東京で働く若者たちはシェアハウスで繋がり、新たな拠点を作るために集まって共同生活をしていた。
その魅力に触れたくてコミュニティに遊びにきた。
当たり前のように受け入れてくれた。
しかし僕は夜まで若者と語り合って、雑魚寝をする小屋には入らず車で寝た。
コミュニティと生活するところまでは入り込めなかった。
夕ご飯はピザを一緒に食べた。
みんなは楽しく当たり前のように仕事を分担し、楽しくピザを食べていた。
僕もご馳走になった。
ただ一緒に寝るのは遠慮してしまった。
ピザ作りもお手伝いできなかった。
コミュニティに入らず、お客さんになってしまった。
あくまで僕が距離を保ってしまったのだ。
つくづく僕はコミュニティに対する拒否反応を示した。
夜中まで月明かりの中、語り合った若者はベトナムプログラムの2年前の参加者
彼はたくましく、生き生きとしていた。
ベトナムのあの日々を語り合って終わりがなかった。
懐かしさと切なさを感じた。