人は生きて、そして死ぬ

人は生きて、そして死ぬ

友人が死んだ。

不思議な関係でベトナムの仕事で知り合い、

食事をしたのはベトナムだけ。

今年はオンラインで一緒に仕事をして

その後、「取材させて欲しい」と話をしたのは夏の話。

ベトナムの仕事ではなぜか僕を信頼してくれていて、

仕事を終えたときに毎回ハグをしてくれた。

朝食をとる時間がないのか、

いつもホテルのモンキーバナナを持ってきて、

食べながら打ち合わせをしている姿を思い出す。

最近ハマっている川遊び『パックラフト』の映像を見せたら、

「いーなー、羨ましいなー」と子供のようなキラキラした目でつぶやいた。

ある日、参加者に必要なことをクリエイトしようと、

なぜかラグビーの「ウォー・クライ」を行った日がある。

僕は見様見真似でマオリ族のその戦いの声出しと動きを、

参加者の中心で叫び床を踏みしめた。

次第に声は大きくなり、

架空の外国語を叫ぶことに困った僕は

参加者の名前を叫び

その友人の名前を叫んだ。

何度も何度も床を踏みしめ彼の名前を連呼した。

参加者も仕事仲間も戦いの叫びをつづけた。

その時から体の不調を訴えていた彼も

心の中から何かを吐き出すかのように

叫びつづけた。

そしてなぜか彼の

声と動きに合わせて目から涙が溢れていた。

それを真正面で受け取っていた僕からも同じようにかすれた声と共に

同じような涙が溢れた。

何の涙だったのかはいまだにわからない。

でも確かに彼と何かで繋がったような気がした。

あの夜のことは一生忘れないだろう。

人は死ぬ。

人は生きる。

僕は自分の人生を大切に生きるために

あの夜に感じた「何か」を再び感じられるような生き方をしたい。

あの夜、一緒に叫んでくれてありがとう。

そして一緒に仕事ができたことも。

僕はもうちょっとだけ長く生きたい。

そう思わせてくれてありがとう。

（ここまでは昨夜FBに投稿した記事）

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そしてまた色々考えさせられている。

頭で考えるのはらしくない。



何か行動で。

前から「やるやる」と言って実現していない修験道。

前から

「やるやる」と言って実現していない居合道。

最近「やりたい」と言って躊躇しているアコーディオン。

もう少し生きないと習得までたどり着けない。

残りの命を使って何をしよう。

ちなみに「世の中のために」というところは、まだまだ明確になっていない。

本当ならそこんところを明確にするのが『デキる大人』なのだが…

ま、それは遊んでいれば何か浮かぶだろう。

気楽に遊んでいこう！