本日は、非常に充実している。
新しいスキーセットの試し滑りを楽しめたし、その後のチューンナップも無事に終了。続いてお昼にそばを茹でてみんなで美味しくいただいたんだけど、まだ元気が溢れている。
多分、新しいスキーに心が昂っていたんだろうと思うんだけど、その時には分かりませんでした。もっと何かしたい。何でもできそう。みたいな感覚にとらわれてました。
「夕食は、予定決まってるの?」
「決まってます。ハンバーグ。」
「なんだ、そうですか。」
でも、待てよ。
「デザートって決まってる?」
「決まってない。」
よっしゃあ!
「任せてもらえる?」
OKが出ました。
思いついてしまったもんね、ハンバーグステーキに合うデザートを。
早速取り掛かります。何てったって、この料理は、冷やしてこそ肉料理に合うんだから。と言いつつ、これは想像で、今まで作ったことがない料理なんです。ま、何とかなるでしょう。作るのは、
≪山葡萄ゼリー≫
去年の秋に作った山葡萄ジュース
これまで、少しずつ戴いてきた山葡萄ジュースなんだけど、そろそろ終わりが見えてきているんです。確かに、肉料理によく合うことは間違いないんだけど、暖房の効いた部屋で、よりおいしく戴くアイディアが急に浮かんだんですよ。
下ごしらえ・調理の部
まずは、ミルクゼリーから、
・牛乳1本に砂糖30gを溶かし、バニラも2・3滴加えます
・火にかけて、そこそこ温まったら、お湯30mlに溶かした粉ゼラチン5gを合流
・混ぜれば泡立つ
この泡を消すために、
・茶漉しをくぐしてガラス容器へ(可能ならもっと広い方がよい)
・粗熱を取ったら、冷蔵庫で冷やします
・山葡萄ジュース150gも加熱して、湯に溶かしたゼリー(30:4g)を加えて
・ミルクゼリーと同様に濾して冷蔵庫へ
・2時間ほど放置(この間、仮眠)
・山葡萄ゼリーは、全体をサイコロ型や半月型に切り分けます
・ミルクゼリーは、お好きな型抜きで抜き取って山葡萄ゼリーに散らします
※ミルクゼリーは、ほとんど残るので、残りは別の機会に楽しみます
本当はカクテルグラスみたいなのに飾りたかった
これを、夕食の最初から並べてしまいます
で、ハンバーグご飯を食べつつゼリーも戴くっていう寸法です。ワイン代わりのデザートと言ってよいでしょう。
「これ、すごく合うね。」
「お肉がスッキリして、また食べたくなる。」
その声を聞きたかったのよ。
思い付きで作ってみた山葡萄ゼリーでしたが、ひんやり、スッキリ、スルッとした味と食感が非常に美味しく、ジューシーな肉料理にピッタリでした。
来年は、もっとたくさん山葡萄ジュースを作って1年中楽しめるようにしたいと感じたディナーになりました。
これは、山の神様に感謝ですね。
ありがとうございました。