山形のホリデイマタギ日記

山菜とキノコと魚を採って遊ぶ年寄りの冷や水日記

これもあり?ワイン風デザート

2023年02月19日 | 日記とレシピ

 本日は、非常に充実している。

 新しいスキーセットの試し滑りを楽しめたし、その後のチューンナップも無事に終了。続いてお昼にそばを茹でてみんなで美味しくいただいたんだけど、まだ元気が溢れている。

 多分、新しいスキーに心が昂っていたんだろうと思うんだけど、その時には分かりませんでした。もっと何かしたい。何でもできそう。みたいな感覚にとらわれてました。

「夕食は、予定決まってるの?」

「決まってます。ハンバーグ。」

「なんだ、そうですか。」

でも、待てよ。

「デザートって決まってる?」

「決まってない。」

よっしゃあ!

「任せてもらえる?」

OKが出ました。

 思いついてしまったもんね、ハンバーグステーキに合うデザートを。

 早速取り掛かります。何てったって、この料理は、冷やしてこそ肉料理に合うんだから。と言いつつ、これは想像で、今まで作ったことがない料理なんです。ま、何とかなるでしょう。作るのは、

   ≪山葡萄ゼリー≫

       去年の秋に作った山葡萄ジュース

 これまで、少しずつ戴いてきた山葡萄ジュースなんだけど、そろそろ終わりが見えてきているんです。確かに、肉料理によく合うことは間違いないんだけど、暖房の効いた部屋で、よりおいしく戴くアイディアが急に浮かんだんですよ。

 下ごしらえ・調理の部

 まずは、ミルクゼリーから、

 ・牛乳1本に砂糖30gを溶かし、バニラも2・3滴加えます

 ・火にかけて、そこそこ温まったら、お湯30mlに溶かした粉ゼラチン5gを合流

 ・混ぜれば泡立つ

 この泡を消すために、

 ・茶漉しをくぐしてガラス容器へ(可能ならもっと広い方がよい)

 ・粗熱を取ったら、冷蔵庫で冷やします

 ・山葡萄ジュース150gも加熱して、湯に溶かしたゼリー(30:4g)を加えて

 ・ミルクゼリーと同様に濾して冷蔵庫へ

 ・2時間ほど放置(この間、仮眠)

 ・山葡萄ゼリーは、全体をサイコロ型や半月型に切り分けます

 ・ミルクゼリーは、お好きな型抜きで抜き取って山葡萄ゼリーに散らします

 ※ミルクゼリーは、ほとんど残るので、残りは別の機会に楽しみます

       本当はカクテルグラスみたいなのに飾りたかった

       これを、夕食の最初から並べてしまいます

 で、ハンバーグご飯を食べつつゼリーも戴くっていう寸法です。ワイン代わりのデザートと言ってよいでしょう。

「これ、すごく合うね。」

「お肉がスッキリして、また食べたくなる。」

その声を聞きたかったのよ。

 思い付きで作ってみた山葡萄ゼリーでしたが、ひんやり、スッキリ、スルッとした味と食感が非常に美味しく、ジューシーな肉料理にピッタリでした。

 来年は、もっとたくさん山葡萄ジュースを作って1年中楽しめるようにしたいと感じたディナーになりました。

 これは、山の神様に感謝ですね。

 ありがとうございました。