山形のホリデイマタギ日記

山菜とキノコと魚を採って遊ぶ年寄りの冷や水日記

パイシートでご機嫌伺い?

2023年05月11日 | 日記とレシピ

 雨だあ~。

 つまらん~。

 せっかくの休みなのに。本当に休めと言うのかよ。それはないぜ、天気の神様。

 山は、正に最盛期に突入しようとしているし、マタギの心も燃え上がりつつあるというのに、その火を鎮火させてしまうような昨日からの冷たい雨降り。

 残念ながら、この雨を強行突破して出かけるほどのパワーはないし、若かりし頃ほどの無鉄砲さもない。

 ここはおとなしく、家でできる楽しみを見つけて、自分と家族を満足させ、明日の勤務に備えるのが良識ある判断と言えるでしょう。

 さて、何ができる?

 読みかけの本があることにはあるんだけど、1冊は死にたくなるような暗い本。もう1冊は頭が痛くなるほど難しい本。そして、最後は、今すぐにでも山遊びに出かけたくなるようなガイドブック。

 ・・・どれも、ちょっと違うんだよなあ。

 やっぱりこういう日でも、マタギは行動あるのみでしょう!

 『ウー・ウェン』さんの料理本をチラリと眺めると、面白そうなものを見つけた。ランチに使えそう。これは、お昼に作りましょう!

 そして、冷蔵庫の中に残っていた『ガーナチョコ』を見つけた。これは、今年の冬に作ったカヌレのコーティングの時に余ったもの。そして、もう一つの余りもの。『冷凍パイシート』が1枚だけ残っているのだ。

 これは、決まりですね。さっそく作りましょう!  ≪パイの実≫を!!

 このところ、山菜料理に精を出しているけど、これだけでは家族との絆を強めるには心もとない。やっぱり、こういう変化をつけて楽しむべきだと思うんですね。

 ちなみに、なぜ1枚だけ残っているかというと、3日前、息子が帰省した時に、≪源氏パイ≫を作ったら、オーブンに入り切れなかったので余ったのです。

 ここまでの記録を残していなかったので、一応、まとめておこうと思います。  とは言っても簡単です。

 まずは、 源氏パイの部

 ・パイシートを解凍しながら20cm幅ぐらいまで伸ばします

 ・グラニュー糖を回しかけて、麺棒で馴染ませたら

 ・一旦、半分に畳んで折り目を付けます

 ・一度広げたら、折り目に向かって左右(画像は上下)から折り曲げて、またグラニュー糖

 ・更にもう一度畳んで、5mm幅ぐらいに切って

 ・隙間を開けてクッキングシートに並べます

 ※加熱すると膨らむので隙間は必須

       190℃11分でこんな感じ

 おやつの王道と言ってもいいかもしれません。あっという間に売り切れてしまいました。

 そして本日、パイの実を作りました。

 ・最後のパイシートを伸ばしたら、16分割しました

 ・チョコを乗せたらシートをかぶせて

 ・周辺部をフォークで止めていきます

 ・卵黄を塗ったらグラニュー糖をかけて

 ・やっぱり190℃11分焼いてみました

       出来ましたよお!

 プレーンとストロベリーが入っているんですけど、どちらに当たるかは食べてみないと分かりません。

 こちらは、朝食後と昼食後に楽しませてもらいました。家族も喜んで食べていました。

 以前は、パイ生地は自分で作るのが当たり前だったんだけど、今は、本当に簡単になりました(必要な状況になったら作りますけど)。

 おかげ様で、家族のご機嫌も上々。何より、遊びに行けなかったマタギのご機嫌が上々です。

 まずは、めでたしめでたしと言ってよいでしょう。

 次の休みは、結構先になってしまうんだけど、その時は、晴れるといいなあ。