電話に着信音。
「やあ、ごぶさた。」
T氏だ。
「おおっ、久しぶり。」
「何の電話だか、分がっぺや。」
「うん。 いつや。」
「〇日、空いったか?」
「おお、丁度いい!」
「じゃあ、いつものコンビニで。時間は・・・」
「5時半で、いいんねがい。」
「OK。」
これで、交渉成立となる。
決まったのは、3日後にN川で朝仕事の山菜採りをするということ。
であれば、今回いただいてきた山の幸の料理を早めに進めて、次に備えなければならないということだ。
残っているのは3種類。
葉ワサビとアサツキとフキノトウだ。
葉ワサビからいってみます。
実は、採ってきたその日、根ワサビを調理する際に半端に出た分をフスベ漬けにしたんです。それを昨日試食してみたんだけど、やっぱり堪えられない旨さ。
残っていた花芽や葉茎もフスベ漬けにします。
・葉茎を寸切りよりも短く刻んで、塩もみ
・しんなりしたらザルに広げて
・熱湯を回しかけます
・超熱いんですけど、気合でタッパーに移して蓋
・1分間ぐらいバタバタとシェークします
・用意しておいた麺つゆ(かけ汁レベル)を満たして急冷(1時間冷凍庫⇒冷蔵庫へ)
※明日には美味しく仕上がっている予定です
一丁上がり!
次はアサツキなんだけど、何が良かったのか、今回のおひたしが非常に好評なので、残りもおひたしにすることにしました(オリーブ炒めは、主に弁当に回します)。
調理方法は、前回と全く同じです。
・30秒湯がいて冷水にとったら、絞って切って
はい、二丁上がり!
三丁目のフキノトウなんだけど、一部をみそ汁に散らすために残して、他は天ぷらにします。
前回との違いは、
花穂を付けたもの(奥)と、外したもの(手前)との食べ比べ
正確には、食味の違いは分かってるんですけど、好みが分かれるので、両方作るということです。
例によって、お友達を増やしました(アボカド・椎茸・レンコン・竹輪)
・衣の割合や揚げ方は前回と同じ
花穂抜きと(左側はシイタケとアボカド)
花穂付きと
お友達の皆さんです
本日の食卓
マタギとしては、フキノトウの茎の美味しさが楽しめる、花穂抜きが好きです。
妻は、フキノトウの苦みというか香りを楽しめる花穂付きが好きだそうです。
まあ、いずれにしても、山の恵みを堪能できていることに感謝ですワイ。
山の神様、本日も、美味しい山の幸をありがとうございました。
そしてだな、これで大手を振って、また山遊びに出掛けられるってものよ。
めでたしめでたし!