先日紹介したワサビ料理だけど、保存食が4種類。
そろそろひと通り完成の時期を迎えた。
このうち、例年よりも収穫量の多かった根ワサビについては、定番の使い方に加えて、『ワサビ味噌』が安定して作れるうえに、美味しいし日持ちもするので、多めに作った。
ジャムの瓶で十分保存できると思います
我が家では、
ちょっとずつ
欲しくなった時に、欲しいだけ食べて楽しんでます。
他の山菜と違って、秋になったら、また収穫できるはずなので、大量保存は必要ありません。
多めにできた分は、職場の同僚や山菜好きの知り合いに食べてもらって、好評を博しております。
で、フスベ漬けの方だけど、余った漬け汁の活用法については、前回紹介した通り、ざる蕎麦のつゆに非常によく合うことが分かり、目から鱗の発見に感動しています。
もちろん、従来の使い方も、おひたしを美味しくしてくれるので続けています。
こんな風に使ってます(旨みと辛味が病みつきに)
そして、気になる『白光色のフスベ漬け』なんだけど、そろそろ仕上がったんじゃないかと思って試食してみることにしました。
まず冷蔵庫から出して、タッパーの蓋を開けてみました。
澄んだ美しいフスベ漬け
と言っても、分かりづらいよね。
出汁醤油漬けと比べてみます。
こちらが出汁醤油漬け
これでも分かりづらいかも。
これならどうだ!
きれいでしょ?
既に、辛味を予感させる香りが漂います。
これを、夕食の一品として並べて戴いてみました。
本日の夕食
トンカツ定食を予定していたみたいなんだけど、割り込ませてもらいました。
ひと口食べてみると、
くわああ!
澄んだ辛味が食欲をそそります。
更に、ワサビ味噌が、
うおおお!
結局、トンカツ、ほとんど食べられなかった(ゴメンナサイ)。
どちらも、新開発のワサビ料理なんだけど、さすがと言っていいのでしょうか、食卓の主役の座を奪ってしまう恐るべき料理です。
これは、ある意味素晴らしいことなんだけど、取り扱い要注意ですね。
出番は、何度も訪れると思うんだけど、オオタニサンみたいな指名打者じゃなくて、ホントの代打っていうのか、その名の通り、ピンチヒッターとして使うべきではないかと実感させられました。そうしないと、毎回MVPの座に輝いてしまいそうです。
ところで、『白光色のフスベ漬け』のお味の方ですけど、すごく旨いことは確か。
だからと言って、今までのフスベ漬けを凌駕するかと言うと、そうではなくて、別種の旨みと言って良いと思います。
いい例えかどうか分からないけど、普通のフスベ漬けが醤油ラーメンだとしたら、今回のフスベ漬けは塩ラーメンと言った感じ。
つまり、どっちも旨いってことです。
じゃあ、もっと別の楽しみ方もありうるんじゃない。
そんな気がして、また、ワクワクしてきました。