goo blog サービス終了のお知らせ 

山形のホリデイマタギ日記

山菜とキノコと魚を採って遊ぶ年寄りの冷や水日記

タコがなくてもたこ焼き!

2022年04月25日 | 日記とレシピ

 釣りに出かけて、釣れた日と釣れなかった日とでは、帰宅してからの行動が大違いだ。

 釣れたら、獲物の鮮度が落ちないうちに必要な下処理を必死で行う。あわよくば新鮮な料理も出したい。出発が夜中で疲れ果てているから、本当に死にものぐるいになることも少なくない(前者)

 これに対して、釣れなかった日は、やることがない。残っているのは疲れだけだから、明日以降に備えて、ゆっくり身体を休めましょう、みたいなことになる(後者)

 あなたなら、どっちがいいですか?

 もちろん、前者ですよね。だって、遊びで何よりも大切なのは、心の昂ぶりなんだから。いくら疲れても、モチベーションが高い方がいいに決まってる。

 で、パーフェクト負けを喫したマタギ選手は、ドヨ~ン

 これだけ完膚なきまでに敗れたら・・・。潔く!なんて無理。だって、次の楽しみが消えてしまったんだもの。

 負けを認めておとなしく昼寝ってのは、あまりにもつまらない。

 そんで、ドヨ~ンのマタギが、どうやって元気を取り戻そうとしたかを記録しておきます。

 

 このままではいけない。今日、釣れたらやる予定だったことの中で、出来ることはないか。

  ポクポクポクポク チ~ン

   ≪タコなしたこ焼き≫

 そうだよ、刺身は無理、タコしゃぶもタコ飯も無理。だけど、タコの存在感が薄い料理だったら、タコなしでも出来るんじゃない?そう考えていった結果、辿り着いたのがこれなのだ。  

 だって、たこ焼きって、使うタコは、ほんの切れ端じゃないですか。だったら、代用品でも何とかなるんじゃない?そう考えてタコの代わりになる材料を探そうとすると妻が、

「シーフードミックスなら冷凍庫に入ってるわよ。」

だって。

 いいじゃん! それで行ってみましょう!!

 燃え尽き状態から目覚めかけていた心が、一気に昂ぶり始めましたよ!

 

 下ごしらえの部

 ・シーフードは、塩分3%のぬるま湯で解凍

  いつものやり方。他にないか調べてみたけど、やっぱりこれがいいみたい

 ・解凍が終わったら、水気を切って粗くみじん切りに

 ・ナガイモ100gを摺り下ろして

 ・卵3個を入れて混ぜます

 ・ネギと紅ショウガと揚げ玉もスタンバイ

 ・ナガイモと卵のミックスにだし汁を入れます

 ※だし汁は(出汁醤油大さじ1強を加えて)750g

 ・更に、薄力粉200gをふるいかけて丁寧に馴染ませます

 ※掬っては、濾し入れる(結構手間)。

 調理の部

 ・プレートに油を敷いて熱したら、シーフードを散らします

 ・それなりに火を通したら、衣をたっぷり流しかけて

 ・具材を散らします

 ・衣に切れ目を入れてまとめたら、固まってくるまで、しばし待機

 ・クルクル動くようになったら裏返して焼き目をつけます

       さあ、食べましょうって、なんだかタレパンダ

 1回目は、どうも焦ってしまったようです。

 でも食べてみると旨い!みんなも喜んで食べていたから良いことにしましょう。

 2回目、3回目と、焼き方は冷静になっていくんだけど、今度は食べる方に夢中になって写真忘れました。

 はああ、満足!

 家族も満足してるみたい。

 タコがなくても、たこ焼きは出来るじゃない!

 よかった!  ドヨ~ン解消! 

 料理中、そして、食べながら、心が昂ぶってました。

 そして、現在、その余韻に浸りながら、記録をしたためております。

 パーフェクト負けでも、ちゃんと新しい一歩が踏み出せるんだ。

 ああ、全ての巡り合わせに感謝!



最新の画像もっと見る

コメントを投稿