オープンセールで買ってきた釣り竿を伸ばしたり縮めたりして遊んでみたが、気持ちは治まらない。胸は高鳴るばかりである。
ああ~、遊びに出掛けたい!でも、降雪中のアウトドアは遠慮したい
そして考えた。うん。こういう時に我慢はよくありませんね。逆に、思い切り山菜で楽しんだ方がいい。
ということで、本日のお昼は、秘蔵の山菜料理を堪能することにしましょう。使うのはこちら。
月山筍とサワモダシ(ナラタケ)
人によるかもしれないけど、最も美味しい山の幸です。これを思う存分食べて満足しましょう!更に山が恋しくなっても、それはそれで良し。とにかく、満足感がほしいのだ。
この2つを使うんだったら、料理は自ずと決まってしまう。その名も、
≪月山山菜蕎麦≫
当地を代表する名物料理の1つです。ここに、コゴミなんかを加えることも可能なんですけど、小心者のマタギは、この2つを並べただけでビビってしまった(既に高級料理なんです)。
あまりにも贅沢なので、これだけの素材でいってみます。多分、それでも十分に美味しいはずです。
下ごしらえ・調理の部
・瓶詰めの蓋に「錐」を打ち込んで開封
※プシューという音とともにへこんでいた蓋が元に戻り、既にいい香り
・蕎麦の具になるので、3~4個に切り分けました
こんな感じ
・薄切りにした鶏もも肉200gを茹でてアクをすくいます
・顆粒出汁も少々加えました
・筍とキノコをドボーンと入れて、出汁醤油とみりんを加えます
※水750に、出汁醤油250とみりん50mlは、鶏南蛮の時と同じなんだけど、味をみると甘めだったので、塩ひとつまみを加えました
※具材(特にタケノコの方)から甘みが出たんだと思う。微調整は必須
・沸騰して、冷凍のモダシが浮いてきたら汁は完成。保温しながら待機
・蕎麦を表示通りに茹でて、冷水で締めたら、再度熱湯を潜らせて盛り付けます
はい。皆さん、出来ましたよう!
蕎麦は、地元の名店の生麺を使っているので美味しいことは分かってるんだけど、タケノコには独特の歯ごたえと甘み、そして、モダシにも独特の食感とコクがあります。それぞれが一級品。この3つが渾然一体となって、もう、たまりません!
満足!
いやあ、美味しかった!家族も同意見みたいです。
あれ?どういうわけか、さっきまでの、居ても立ってもいられなかったムズムズ感が治まってますよ。
ふむ、これは良いことですね。これから数日ぐらいは、心穏やかに過ごせそうな気がしてきました。
タケノコとモダシのお陰であることは、間違いないでしょう。五感が満たされて、心も落ち着いたみたいですね。 ああ、思い切って料理して良かった。
そしてですね、今回、タケノコの瓶詰めを開けちゃったということは、残る2/3ほどのタケノコ料理を、これから楽しめるということでもあるんですよ。
こっちの方で、暫くはワクワク出来そうです。
山の神様、ありがとうございました。そして、本番の山遊びでもよろしくお願いします。
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