11月になりました。
と言うことは、長く続いていた道路工事が終わってキノコ山に入れるようになったということ。
この2週間で山の様子がどう変わっているのかいないのか。楽しみで仕方がない。
本日の同行者もA氏とM氏。
「この時期にキノコ山に入るのは、何年振りかなあ。」
意外な発言をするA氏。
言われてみれば、そうかもしれない。
M氏とは、毎年この時期キノコ山に同行しているのだが、その時にA氏も同行した記憶が殆どない。
逆に、トビタケとマイタケの時期には、M氏とは同行していない。
理由は色々あるのだが、そのうちの一つが、同行者が増えるほど、個々人の取り分が少なくなってしまうということがあげられる。
前回までのK川探訪に3人で入ったのは、我々欲タガリにとっては例外的なことだ。
ただ、今回もそうなんだけど、3人の関心が一致した時には、同じ山に入ることもある。
その時には、収穫が少なくなることは覚悟するのだ。
そうして当日。
「奥の『キノコのデパート』(倒木の名前)までは寄り道せずに向かって、帰り道で色々探りながら採っべ。」
「OK!」
こんな約束を交わして山に入ったのだが、目論見は脆くも崩れた。
だって、歩き始めると道端に、
あらら、食べ頃じゃないの
早速、手分けして大掃除開始
さすがに、これを採らないわけにはいかないでしょう。何と言っても道端ですから。誰にでも見つかるし、誰にでも採れてしまう。
これは、寄り道ではなく、足止めね。仕方ない。
大掃除が終わって前進再開。小沢を渡ると、ありゃりゃ!
目の前の倒木にまた出てます
横10mぐらいにわたってズラーっと並んでる
また足止め。
これまで何度となく訪れている木だけど、こんなに出ていたことないですね。
誰も入れない状態が続くと、こんなにいっぱい生えるってわけね。
そうして、目的の『キノコのデパート』に着いたのが7時過ぎ。1時間以上かかってしまった。これは、仕方ないですね。
お店に入ると、展示品の入れ替えに当たってしまったみたい。
ツブは出始めているんだけど・・・
前回見付けたモダシ他は、古くなってしまったものばかり。それから、この登山道を下り道として使った人だろうね。少し採られた跡があります。
まあ、仕方がないでしょう。
今度は、戻り道です。今度こそ寄り道を楽しませてもらいます。
黄葉の森に日が射し始めました。美しい!
斜面を登っていくと、
出てます出てます。そして、
すんばらしい!!
斜面を下っていくと、
こちらも食べ頃ですね。そして、
OH! トレビアン!!
「あと、要らねはあ。」
「もう十分。」
「『王様の木』と『王子様の木』(これも木の名前)見てねえけど。」
「この次でいい。」
「そうすっか。」
日差しが段々と渓に降りてきました
山も晴れ晴れ、心も晴れ晴れ
3人とも、足取り軽く道を引き返す。
それにしても驚いた。
サワモダシ(湯がいて締めたものです)と
ナメコです
品質も然ることながら、この量で一人分(かなり遠慮して採ったんですよ、これでも)。しかも、途中で止めての結果です。
改めてキノコ山のポテンシャルの高さに驚かされました。
山の神様、これほどいい状態で、しかも沢山、キノコたちを育ててくれてありがとうございました。
また、遊びに来ますので、よろしくお願いいたします。
今朝の我が家のお味噌汁は、なめこ・お豆腐・ネギでした。
でもなめこは栽培?のものだと思います。
天然のキノコは美味しいでしょうね。そして、山にはすごく生えてるのですね・・・
でも、クマにお気をつけて!!
コメントありがとうございます。
ナメコも、栽培技術が進歩しているので、もしかしたら、味に遜色はないのかもしれません。
それよりなにより、豊かな自然に出会えて、そのお零れを戴くことができた感動というのが、キノコの美味しさを引き立ててくれるのかもしれません。
間違いなく美味しかったです。
クマへのご注意ありがとうございます。
十分に気を付けて行動したいと思いますね。