山形のホリデイマタギ日記

山菜とキノコと魚を採って遊ぶ年寄りの冷や水日記

キノコ山、ありがとう

2024年11月24日 | キノコ採り

 明日は仕事が休み。

 審判や町内会の予定もない。

 そして、嬉しいことに、降水確率0%だって。

 だったら出掛けましょう!

 前回、行きそびれたキノコ山へ。

 この前の日記で、季節の追いかけっこが始まった話を書いたけど、キノコ山は、海抜が高い分、秋の勢力よりも冬の勢力の方が勝っていると思うんです。

 でも、この予報なら危険は小さいと思うんだなあ。

 峠では、路面凍結とか除雪車の出動みたいな情報が流れているから、ある程度の覚悟は必要だと思うんだけど、いざとなったら引き返せばいい。

 この辺の割り切りが、若い時に比べての成長と言ってよいでしょうな。

 いずれにしても、今年のキノコ山での山遊びは最後になるでしょう。 

 日の出の時間に照準を合わせて出発した。

 林道の水たまりには氷が張っているけれど、積雪は、ごくわずか。

 目的の車止めにすんなり着くことができた。

        下弦の月が冷たく輝く

 さすがに、道を離れると雪が積もっている。

 『ナイト』の木に着いた。

       少しだけナメコ

 しかし、よく見ると、

       完全に冷凍食品

 これでも、水に浸せばしっかり戻るはずなので戴きます。

       こちらも雪中冷凍ナメコ

 少しずつ生えているので戴いていくと、それなりの収穫になってきました。

       こちらは、キナメツムタケですね

 ナメコに近い肉質と食味を持っています。

 決定的な違いが、ナメコが木から生えるのに対して、こちらは地面から生えます。本日はパス。

       こちらは、雪中ムキタケ

 これもパスしようかと思ったんだけど、

       裏から見ると意外や若々しい

 戴いて帰りましょう。

 かなり大型だったので、思いがけず重たくなりました。

 もう十分です。

 朝日が森に降りてきました。

       葉を落としたブナは、青空に映える

       カラマツの黄金の葉も、もうすぐ地面に落ちる

 ヤマガラの地鳴きと、キツツキのドラミング、そして、渓流の水音だけの世界にただ一人、浸りきっていられる幸せ。

 キノコ山の神様、ありがとうございました。

 おかげで今年もたっぷりと楽しむことができました。

 山に向かって手を合わせ、帰路に就く。



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