山形のホリデイマタギ日記

山菜とキノコと魚を採って遊ぶ年寄りの冷や水日記

中秋キノコの季節だ

2024年10月18日 | キノコ採り

 本日は、久しぶりのキノコ採り。

 前回が大雨のため断念してしまったので、ほぼ2週間ぶりの山業となる。

 この間に、朝の最低気温が10℃を下回る日が増えてきた。

 だとすると、中秋のキノコが発生するための条件が整ったということになる。

 天気予報では、降水確率が高いのだが、ここで行かないわけにはいくまい。

 気象庁が発表している『今後の雨』の予報で詳しく見ていくと、断続的に降ることは降るが、大雨になることはなさそうだ。

 同行者は、向かいのM氏。

 当初はA氏も同行する予定だったのだが、体調を崩しているらしく、本日はお休み。

 目的地は、K川。

 キノコ山に残してきたマイタケへの未練が、全くないわけではないのだが、中秋のキノコの代表、ナラタケ(サワモダシ)を採るんなら、こちらの方が期待値が高いので、そうなった。

 そして、もう一つが、去年、大変お世話になったブナカノカの木。

 行けなくなってしまったA氏からの情報によると、盛りになっているかもしれないとのこと。

 やっぱり、今回の目的地はK川ですね。

 A氏には申し訳ないけれど、『旬』は待っていてくれないので行ってきます。

 日の出時刻が遅くなってきたので、それに合わせて出発。

 午前6時前の行動開始となった。

 間違いなくずぶ濡れになるので、合羽で完全装備して山に分け入る。

        『ご神木』にご挨拶

 杉の林を抜けてブナの原生林へ。

 聳え立つ巨木にご挨拶をする。

 その根元に、

       あらら、もうナメコが出ている

 奥部への期待が高まりますね。

 目的の木その1が近づいてくると、

「ほれ、あそこ!白くなってる。」

M氏の声に目を凝らしてみると、出てますね。

       美しきブナカノカ

        食べ頃に育っていました

 二人して、倒木を挟んで採る。

 欲しいだけ採ったら終了。

 途中から雨が降り出したようなのだが、全然気づかなかった。

 夢中になるっていうのは、心のセンサーが一点集中しているということなのだろう。

 それはそれでいい面もあるのだが、リスクの大きい場所では、警戒心まで解除してしまわないように心掛けるべきでしょうな。反省。

 さて、この場所だけで十分に満足してしまったのだが、

「やっぱり、自分の目で確かめておいた方がいいんねが。」

というM氏の声に背中を押されて先に進んだ。

すると、そこから先は、

       おおおおおっ!

       なんと、サワモダシが真っ盛り

       こちらのキノコも採り放題状態でした

 ついでに、

       ワサビ根を少々戴いて(M氏だけ)

 もう十分です。 堪能させていただきました。

       少し進んだ紅葉

 重たくなったリュックを背負いながらも、軽い足取りで山を下りました。

 ありがとう、山の神様。

 また、遊びに来ますね。



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