本日は、久しぶりのキノコ採り。
前回が大雨のため断念してしまったので、ほぼ2週間ぶりの山業となる。
この間に、朝の最低気温が10℃を下回る日が増えてきた。
だとすると、中秋のキノコが発生するための条件が整ったということになる。
天気予報では、降水確率が高いのだが、ここで行かないわけにはいくまい。
気象庁が発表している『今後の雨』の予報で詳しく見ていくと、断続的に降ることは降るが、大雨になることはなさそうだ。
同行者は、向かいのM氏。
当初はA氏も同行する予定だったのだが、体調を崩しているらしく、本日はお休み。
目的地は、K川。
キノコ山に残してきたマイタケへの未練が、全くないわけではないのだが、中秋のキノコの代表、ナラタケ(サワモダシ)を採るんなら、こちらの方が期待値が高いので、そうなった。
そして、もう一つが、去年、大変お世話になったブナカノカの木。
行けなくなってしまったA氏からの情報によると、盛りになっているかもしれないとのこと。
やっぱり、今回の目的地はK川ですね。
A氏には申し訳ないけれど、『旬』は待っていてくれないので行ってきます。
日の出時刻が遅くなってきたので、それに合わせて出発。
午前6時前の行動開始となった。
間違いなくずぶ濡れになるので、合羽で完全装備して山に分け入る。
『ご神木』にご挨拶
杉の林を抜けてブナの原生林へ。
聳え立つ巨木にご挨拶をする。
その根元に、
あらら、もうナメコが出ている
奥部への期待が高まりますね。
目的の木その1が近づいてくると、
「ほれ、あそこ!白くなってる。」
M氏の声に目を凝らしてみると、出てますね。
美しきブナカノカ
食べ頃に育っていました
二人して、倒木を挟んで採る。
欲しいだけ採ったら終了。
途中から雨が降り出したようなのだが、全然気づかなかった。
夢中になるっていうのは、心のセンサーが一点集中しているということなのだろう。
それはそれでいい面もあるのだが、リスクの大きい場所では、警戒心まで解除してしまわないように心掛けるべきでしょうな。反省。
さて、この場所だけで十分に満足してしまったのだが、
「やっぱり、自分の目で確かめておいた方がいいんねが。」
というM氏の声に背中を押されて先に進んだ。
すると、そこから先は、
おおおおおっ!
なんと、サワモダシが真っ盛り
こちらのキノコも採り放題状態でした
ついでに、
ワサビ根を少々戴いて(M氏だけ)
もう十分です。 堪能させていただきました。
少し進んだ紅葉
重たくなったリュックを背負いながらも、軽い足取りで山を下りました。
ありがとう、山の神様。
また、遊びに来ますね。
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