村上春樹「風の歌を聴け」に「鼠」という登場人物がいる。彼は小説の中で
・・・つまりね、蝉や蛙や蜘蛛や風、みんなが一体になって宇宙を流れていくんだ。
・・・蝉や蛙や蜘蛛や、そして夏草や風のために何かが書けたらどんなに素敵だろうってね。
これって岩田慶治のアニミズムの世界である。
確かに、今流行している音楽や小説は人間用のものがほとんどであるが、夏草や風のための小説がひとつくらいあってもいいかもしれない。
ちなみに、この本のカバーイラストを描いているのは佐々木マキという人であるが、昔ガロという漫画雑誌に奇妙なマンガを連載していて、幼少期のわしは子供心にひじょーに怖かったのを覚えている・・・
・・・つまりね、蝉や蛙や蜘蛛や風、みんなが一体になって宇宙を流れていくんだ。
・・・蝉や蛙や蜘蛛や、そして夏草や風のために何かが書けたらどんなに素敵だろうってね。
これって岩田慶治のアニミズムの世界である。
確かに、今流行している音楽や小説は人間用のものがほとんどであるが、夏草や風のための小説がひとつくらいあってもいいかもしれない。
ちなみに、この本のカバーイラストを描いているのは佐々木マキという人であるが、昔ガロという漫画雑誌に奇妙なマンガを連載していて、幼少期のわしは子供心にひじょーに怖かったのを覚えている・・・