河童アオミドロの断捨離世界図鑑

ザスドラス博士の弟子の河童アオミドロの格安貧困魂救済ブログ。

四畳半から見る空は

2008年02月14日 | blog
不幸や貧乏を感じる時というのは、実はその反対側にある幸福や裕福を信じて望んでいるということで、それはものすごい幸福なことなのだと思う。

戦争や災害の時のほうが人間は生き生きしている。というのも同じ理由かもしれない。

今の私のようにモナコの家に住み毎日朝からクルーザーのデッキでドンペリを空けているような生活をしていると、不幸も貧困を感じないかわりに、ドンペリも水みたいでちっともおいしくない。

もう一度、あの四畳半の小さな窓から無限の青空を見てみたい。

メープルシュガーとシナモンティー:外伝「チョコレート」

2008年02月14日 | blog
メープルシュガーとシナモンティー:スピンオフストーリー「チョコレート」

いつもこの時期になると、放課後、机の中を見るのが期待と恐れでドキドキだった。

メモが付いたもの。きれいな包装紙のもの。数少ないチョコレートに混ざって一枚のメモが有った。

「チョコレート欲しかったら取りに来い」

って誰なんや。名を名乗れ。この筆跡はあいつか。それともイタズラか。新手の告白ってやつか。体育館の裏に行ったら誰かが待っているのか。

20年経った今、これから、あの体育館の裏に行ってみようと思う。
あの時は全く気づかなかったけれど、
今ならあれが誰だったのかがわかるような気がする。

メープルシュガーとシナモンティー:外伝「桜」

2008年02月14日 | blog
メープルシュガーとシナモンティー:スピンオフストーリー「桜」

桜さんへ

最近、僕も不思議に赤ワインが飲めるようになってきました。

この前は、JR桜木町のホームで後ろから足を踏まれて、振り返ったら桜さんだったので本当にびっくりしました。

10年ほど昔も同じJR桜木町の同じホームでぶつかりそうになりましたね。

僕たちは10年ごとに偶然めぐり合う運命なのでしょうか。

とすると一生のうち多くても8回ほどしか会えないのですね。

せめてオリンピックのように4年に1回くらいだとうれしいのですが。

次の10年後、またホームでぶつかったら今度は赤ワインを飲みに行きましょう。

桜なら赤じゃなくてロゼですね。

桜さんの頬がバラ色に染まるのを見てみたいです。

あっ桜さんはワインに強いからそんなことは無いか。

2008年02月14日 | blog
スピッツの「楓」を松任谷由実が歌ってるバージョンがあるが、編曲が絶妙で、荒井由実時代の新鮮さがある。初期の荒井由実はよく聞いていたが、後半のものは松任谷正隆さんの編曲がだるくてほとんど聞いていない。(松任谷正隆さんは好きですけど)

「楓」の編曲もテレビの「ハチミツとクローバー」のテーマソング「キャンバス」の編曲もたしか富田ラボの冨田恵一さんなんですね。編曲が泣かせます。こういう編曲を聞くとプロやなーと尊敬してしまいます。

「キャンバス」の作詞・作曲・歌が平井賢となると、あの濃い顔でなんで、こんな歌詞と歌声なんやと尊敬してしまいます。

やはり才能有る人は才能有るんですねえ(しみじみ)